節電の夏を控えた日本の行方

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震災直後は放射能や節電の影響で、東京の繁栄の終わりを予感した。

東京の時代は409年続いていて、平安時代の京都の398年を上回る。

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バブル崩壊以降、産業の中心が西に動いているイメージがあった。

2000年代前半に繁栄を謳歌した自動車産業は東海地方だ。

そしてさらに西へ…、再び京都の時代がやってくるのではと。

京都にはこれからも期待できそうな日本の製造業がズラズラ。

京セラ、村田製作所、日本電産、オムロン、堀場製作所、島津製作所など。

たとえば京セラと村田製作所の背景には京都の伝統、陶磁器産業があり、

伝統と先端の融合と言えば、京都に代わる都市はない

☆オススメ本…村山裕三「京都型ビジネス-独走と継続の経営術」

でも電力を精神論でしか語れなくなった今、京都の未来はモヤモヤ。

原発をやめることで一番打撃を受けるのが、関西電力管内らしいから。

安定した電力供給なしに製造業を語ることはできないことは、

こんな統計からも一目瞭然。(出典:電力事業連合会経済産業省

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京都に限らず、日本全体に言えることなんだけどね。

円高に加えて電力問題…、雇用創出には製造業が不可欠なのに。

日本は当面、なだらかな下り坂から抜け出せそうにない。

そして関西が沈没して、ますます東京へ集中してしまうなら、

東京直下型地震と国債の暴落がセットでやってくる可能性が高そう。

とくに根拠はないけど、その後の日本には期待していいと思う。

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