定額給付金をより良い経済政策にするには?

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定額給付金。景気対策としては少し悲しい政策だよね…。
新興国なら昔の日本のように、道路作るだけで景気対策になるんだろうけど、
今の日本は道路をそんなに必要としてないし、世論的にもそれは無理。
新しい景気対策をあみ出すべきだったけど、時間もないし、思いつかないから、
とりあえずお金をまいとけ!みたいなオチになってしまった定額給付金。
でも、もう少しひねれば、面白い経済政策になったかも?とふと思う。

景気対策としてお金を国民に渡した場合、使わず預貯金になるのが一番イタイ。
だから、使わなかったら価値が減少していくお金にしたらどうかなと。
ミヒャエル・エンデ「モモ」から派生して調べてた時出会った話が元ネタ
ただ、時間の経過とともに価値が減少するんじゃ、そんなお金受け取りたくない!
って経済活動の妨げになるから所有権が移転したら満タン回復って設定にするの。
そうすれば、発行したお金がガンガン回転して、良い経済対策になりそう。
電子マネーとかを使えばできそうな気がするんだけど、どうかな???

コメント

  1. まろさん、こんばんは。
    なるほど、ここで景気対策として「減価するお金」を配るというのは良い案かも知れませんね。
    確かオーストリアのヴェルグルで地域通貨が発行されたのも、不景気にあえぐ町を活性化させる目的でしたよね。
    ただ、全国レベルでやるとなると色々問題はありそう…。
    今の政府が発行しようとしても、詳細を詰めている間に景気は最悪期を脱してた、なんてことになりそうな気がします…。

  2. 匿名 より:

    それってインフレ下での現金のことでは・・・

  3. まろ@管理人 より:

    たしかにいくらIT技術が進歩したとはいえ全国レベルは無理かな。東京都内とかならなんとかなるかも。地方自治体レベルの政策かな。
    "インフレ下での現金"、そうですね気がつかなかった(笑)
    デフレってはっきり分かった時に、こういう政策やれば効果あるのかな???

  4. フィーバー より:

    おもしろい政策を考えつきましたね(笑)
    政府も『みんなにお金を使わせるには?』って問題の中、
    まろさんの様に、いろいろと政策を考えついてもらいたいですね。
    僕なら、高速道路の無料/低料金化、
    高校・大学の無料/低料金化、
    あと住宅ローンの無金利化(民業圧迫ですが・・)なんて
    へんなもん考えてます。
    教育費、住宅費のコストを下げると、
    結構余裕が出て、消費に回ると思うんだけどなぁ・・。

  5. Alpha より:

    まろさん、
    こんにちは。米国の場合、州によっては、年に一度(数度)週末等に消費税(売上税)を免除することをしているところがあります。対象の商品は、その州にもよりますが、私の住む州では、衣料品・学校用品が対象です。ちなみに、私の住んでいる州の売上税は8%を超えるのでかなりのアピールになります。ご存知かもしれませんが、消費税は州の管轄なので、週によって消費税に対する税率、特別免税措置等が州の裁量で行えます。
    また、この売上税免除は、どの店にも適用されるため、さらにお客を集めるため、店によってはキャンペーンセール等を行います。この制度は、減税や給付金よりも、直接消費者にアピールし購買を促進でき、小売店の販売向上にも貢献できる制度だと思います。
    この話は、別に今年の事ではなく、以前からあるものです。まろさんがおっしゃる様にもう少し工夫する事で、もっと良くなる余地がありますね。
    ちなみに、昨年は、ブッシュ大統領のもと、米国でも政府から給付金・チェックでの配布(対象世帯収入の上限をおいた上で)がありましたが、一時的な効果はあったものの、支出に対する効果と言った面では、成功とは思えないものでした。

  6. まろ@管理人 より:

    フィーバーさん、
    住宅ローンのあたりは直近の税制改正で十分対応済みかも。不動産関係はかなり優遇された内容になっています。
    教育については、そういえば法人税制では社員の教育訓練にお金使ったら税金安くする、って制度が2,3年前からあります。個人版で子供の教育費使ったら減税、も面白いかも。でもこれは金持ち優遇になっちゃうかな。国公立の教師をもっと魅力的な仕事にするための投資をした方がいいかも。
    Alphaさん、アメリカ情報ありがとうございます。
    州ごと自由に、って言うのがアメリカの特徴ですね。日本も最近また道州制の話がチラホラ。
    昨年のブッシュ大統領の政策は、一時的にGDPの下支えになった分、その後の危機時の動きに油断があったというか…。そういった点でもイマイチでしたね。