先日のエル・クラシコ(バルセロナvsレアル・マドリード)で、
19歳のメッシがハットトリックを達成したのは記憶に新しい。
だが、今から約13年前のクラシコでハットトリックを達成した
41歳のロマーリオが未だにゴールを量産していることの方が驚きだ。
今月はリオデジャネイロ州選手権2試合でハットトリック。
25日にもゴールを決め、遂に現役通算999ゴールとなった。
1000ゴールを達成したら引退すると言ってるらしいけど、まだまだやれそう。
しかし、なんでこんなに長く活躍できるのか考えてみると、
彼のストライカーとしての特徴が、歳をとっても衰えないものだからなのかも。
一番の特徴は、他の選手とは明らかに違うシュートのタイミング。
ロマーリオのゴールに豪快なシュートはほとんどなく、
キーパーのタイミングを外して、ちょこんと合わせてゴール、なんてのが多い。
だからゴールへ向かうボールの軌跡よりも、
キーパーが棒立ちでボールを見送ってる姿の方が印象的だったりする。
試合の大半は、ペナルティエリア周辺をプラプラ散歩してるだけに見えるのに、
ゴール前で突然現れて、キーパーをあざ笑うかのようにゴールを決める。
ロマーリオのような投資家になりたいけど、そりゃ無理かな。
コメント
ロマーリオってまだ現役だったんですね・・・。
94年のW杯アメリカ大会はリアルタイムで全試合見ました。
ベベットとのツートップで大活躍でしたね。
94年は決勝で敗れたイタリアの方が印象的だったかも。
ロベルト・バッジォはストーリーの出来過ぎた悲劇のヒーロー。
フランコ・バレージは初戦で負傷、イタリアが決勝まで進むことを信じて緊急手術。
決勝戦で復帰して見事ロマーリオを完封する。。。
ロマーリオは準々決勝のオランダ戦が印象的。
特にベベットのゴールをお膳立てした、
オフサイドトラップを逆手に取った頭脳プレーは最高でした。
ベベットの左からのクロスをボレーで合わせたのも見事。
やはりタイミングを外されて、キーパー棒立ち。