月も雲間のなきは嫌にて候

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茶道の系譜は、村田珠光武野紹鴎千利休
侘び茶の創始者とされる村田珠光のことばがタイトルの
月も雲間のなきは嫌にて候
茶の湯の美意識を代表する名言の1つなんだって。

でもこれって珠光から200年さかのぼった吉田兼好徒然草
花は盛りに、月は隈なきをのみ見るものかは。雨に対ひて月を恋ひ、垂れこめて春の行方知らぬも、なほあはれに情け深し。」(137段)
と語ったのと同じだね。

日本の美意識について調べていると、なんか和歌と徒然草がよくでてきて、
うまく言えないから、イメージ図でまとめると、
日本の美意識の系譜
いろいろ読み始めて1年ちょいだから、まだ分からないことが多いけど、
日本の美意識は「無常→数寄→幽玄→侘び・寂び」と流れてるように思える。
和歌と徒然草の守備範囲が広いから、いろんな場面でリンクするのでは?

ありゃ、今日は茶道の話を書くはずが、完全に脱線してしまった…。

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