ふと気象庁の紫外線情報分布図を見てみると…
日本のほとんどの地域で、UVインデックス8以上の色がついてるよ。
8以上は「外出は控え、必ず長袖・日焼け止め・防止の利用を!」というレベル。
それってなんだか…、今話題の原発の放射線よりも怖い気がした。
というわけで、今日は紫外線について調べてみた。
紫外線は波長によって、UV-A、UV-B、UV-Cの3つに分けられる。
UV-C(波長 200–280 nm)
DNAを破壊する恐怖の紫外線。オゾン層があれば本来は地表に到達しない。
南極のオゾン層は最近やや落ち着いた?→オゾンホールの経年変化(気象庁)
UV-B(波長 280–315 nm)
肌が赤くなる日焼けの原因がB波。皮膚がんや白内障の原因。
※日焼けして黒くならずに赤くなってしまう人は注意が必要。
UV-A(波長 315–380 nm)
UV-Bほど健康に影響はないが、波長が長いため、肌の奥深くまで到達。
シミやしわの原因。オゾン層はもちろん雲や窓ガラスを通り抜けやすい。
皮膚への紫外線への影響は、肌の色によって異なるんだって。
人が体内でビタミンDを作るには紫外線が必要だから、
住む地域の紫外線の量に応じて、長い年月をかけて皮膚の色を変えてきた。
紫外線の強い地域では褐色の肌、紫外線の弱い地域では白い肌、というように。
でも、文明の発展とともに、皮膚と紫外線の境界を越えた移住がはじまり…
オーストラリアで皮膚がんが多いのは、オゾンホールも関係があるけど、
そもそも白人の皮膚ではオーストラリアの紫外線に対応できないって問題も。
そういえば、日焼け止めの効果表示のSPF、PAってなんだ?
SPF(Sun Protection Factor)
UV-B防止の指標。数字が大きいほど効果が高く、最大50+。
PA(Protection grade of UV-A)
UV-A防止の指標。PA+、PA++、PA+++の3段階で+が多いほど効果が高い。
女性には当たり前なんだろうけど、私もちゃんと日焼け止め使おう。
ちなみに私は紳士用日傘をさし始めて7年目。
※参考資料…環境省「紫外線環境保健マニュアル2008」
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