キルケゴール「死に至る病」。
解読できた部分をピックアップしとこ。
- 死に至る病とは「絶望」のこと
- 人は無限性と有限性の間でバランスをとって生きている
- 人はふたつの間のバランスを崩したときに絶望する
無限性と有限性の間でバランスをとるのはむずかしく、
ゆえに人は潜在的に絶望している存在と説いた本。
- 無限性の絶望…見果てぬ夢に自らがついていけない
- 有限性の絶望…世間の評価に自らを預けてしまう
私たちは有限性の絶望には気がつきにくいもの。
世間の評価こそが自分の価値だと思い込むことは、
自己を見失っていることだとキルケゴールは説く。
自分らしく生きるか、世間の評価に身をゆだねるか。
キルケゴールは解決策として最後は「神への信仰」を説く。
結末がいただけない感じだ。
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