記憶と経験が阻む、感性の限界

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景気回復の実感がちらほらなこの夏は2004年に似た感じ

あの時はITバブル崩壊からの底が2003年春だったか。

2005年中頃からマンション用地の取得合戦におどろき、

2006年秋には軽井沢で都心なみの不動産価格にズッコケた。

そういえば2004年夏は暑かった。

東京では、

  • 真夏日が連続40日(7/6~8/14)
  • 最高気温39.5度(7/20)

なんてアチチな記録が今も破られていない。

株価を振り返ると9年前と同じような水準なのか。。。

とはいえ経済に対する私の肌感覚は、

投資をはじめた2000年春以降しか残っていないからなんとも。

どんなに経済書を読んでも記憶と経験の範囲が感性の限界

そこからふと気になるのは太平洋戦争の記憶。

百田尚樹「永遠の0」を読めば心に押し寄せる何かを感じても、

やはり感性の限界があり、実体験にはかなわない。

戦争の悲惨さの実感が薄れるとともに現れたのが、

「はだしのゲン」は過激だから閲覧制限、みたいな話かも。。。

コメント

  1. 質問です より:

    何故、今年の2月頃までのデータしか使わないのですか?
    直近までを図示すると、様相はだいぶ変わると思いますが。
    (「記事消します」とかではなく、その意図を教えて下さい)

  2. まろ@管理人 より:

    株価のことなら見間違えだと思いますよ。
    でもデータは人を介することで恣意的なものになりがちです。東証のホームページで自由に描画できますので、ぜひご自身の手で元データを触ってみてください。

  3. 質問者です より:

    いやいや返信が遅れてすみません、そして返答ありがとうございます。
    完全に私のミスです。TOPIXと日経平均指標とを勘違いしていました。すみませんでした。
    管理人さんは短期での下げを見越して、一旦ポジションを外しているのでしたっけ。
    大底はどの辺り(価格でも、日柄でも・・・)と見ていますか?
    相場観についてのブログ投稿もたまには宜しくお願いします~

  4. まろ@管理人 より:

    短期の下げを見越してというより、
    以前チラッと紹介した
    http://www.pixy10.org/archives/27565439.html
    過去数年の業績平均でPERを見ていて上がりすぎたかな?と感じた会社の株をGW明けに売却しました。すでに買い戻したものもあります。
    こうして書くとうまくタイミングをつかんでいるように見えますが、来年から譲渡にかかる税金が2倍になってしまうので、今年中にとにかく一回売らなきゃ!というのに強く背中を押された「たまたま」です。
    先のことなんて、まったく分からないですが…
    歴史上、日本人は追いかける何かがあると快走する国民性。失われた20年と言われる期間は、追いかける物を見失った時代でした。
    「震災後の復興」「東京オリンピック」
    日本は久々に追いかけるものを見つけたかもしれません。