世間と距離をおき、視点を変える。

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幼い頃から奇行が目立ち、協調性に欠ける。。。

私の人生にとっては成功と幸福を呼び込んだ愛すべき特徴で、
世間から変人や宇宙人と呼ばれることを誇りにしていた。

でも体調を崩したり、東日本大震災が起こったり…
立て続けに心身ともに揺さぶられ、立ち位置を崩した時期があった。

そんな時、目をさまさせてくれたのが糸井重里さんの講演会。

自分から人とつながりにいく必要なんてないし、
なんだか分からない安心を求めて群れるのは時間のムダ

興味があるものを徹底的に追いかけることで、
自然と人が集まってくるように(口説かれる側に)なりたい

そう再認識して以降、

いろいろと書いたりしながら、頭の整理をしていった。

さらには、

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ことで最新情報を断ち、なんでも自分の頭で考えるよう努めた。

最近になって元の立ち位置に戻って来れた気がする。

「視点が変わっている」や「思いもよらない切り口で答えが返ってくる」

と久しく耳にしていなかった言葉をかけてもらえるようになったから。

人付き合いは、自分を頼ってくれる人に誠意を尽くすだけでいい
本当に有益な情報は、時の風化を免れた名著から得るべきだ
多くの人や情報と交わらず、社会との距離をほどほどに保つ

そうすれば、世間とちょっと視点が変わり、新たな世界が広がるかも。
もう一歩進めて、自分なりの世界を読み解く方法を見つけられたら…

コメント

  1. 胸にズンと来る、とてもインパクトのある内容でした。
    >最新情報を断ち、なんでも自分の頭で考えるよう努めた。
    ということから、
    >「視点が変わっている」や「思いもよらない切り口で答えが返ってくる」
    になるということは、なるほどと納得です。
    >本当に有益な情報は、時の風化を免れた名著から得るべきだ。
    このご意見も、重く受け止めます。時間の磨き砂にさらされても風化していないものこそが、得るべき本当の情報と言うのは、目からうろこの視点でした。考えてみればなるほどその通り。
    ありがとうございました。

  2. 赤大将 より:

    すごくしっくりくる内容でした。
    ブログを拝見する限りですが、視点や思考が変わっていて、
    独特の空気があったり、風情があったりするなと感じています。
    情報の波に流されぬよう過剰な情報を絶ち、いつの時代でも
    廃れなずに伝わってきた、大事な言の葉を詠み、自分で考える
    ことを主体となさってきた結果なのですね。
    情報が過剰になると、振り分け整理するだけで手一杯になって
    自分でじっくり考える余裕がなくなっているものなのかもしれません。
    私も肝に銘じます。

  3. まろ@管理人 より:

    こんなに人気なら年末の総まとめ記事に書いた方がよかった(笑)
    IT革命による副作用のひとつは、大洪水の情報に知性が飲み込まれてしまうこと。
    ・処理能力を上回る情報を浴びることで決断力が鈍る
    ・やっと決断できても選ばなかった過去に迷いや後悔が生じる
    ・自分の好みの無限ループでどんどん視野が狭くなる(例:Facebook)
    このあたりはよっぽど心が強くないと、どうにもならない。私は未熟なのでバッサリ切り落とすことにしたんです。
    そして投資を追いかけて研究者を目指そうとした時期もありましたが…。
    たとえばMBAと呼ばれる分野の話は、20世紀後半からわずかな期間、有効だった理論で、学問とはほど遠いジャーナリズムのようなものでした。そのあたりから時間を使うなら古典的な名著、という発想になってます。

  4. トウシューズ より:

    いつも楽しく読ませていただいています。
    気分がすぐれない時など読んだらとても元気になることがいっぱい書いてありますので・・・
    とくにこのページ好きです。
    頑張って続けてくださいね(*^_^*)

  5. まろ@管理人 より:

    ありがとうございます。
    自分で言うのもなんですが、ここ2年間の考えや想いがギュッとつまった良記事だと思います(笑)
    今後もお楽しみいただけるとうれしいです。