ブラジルの若きスター、ネイマールは2014年までサントス残留なんだね。
バルセロナかレアル・マドリーに移籍するんだろうな、と思ってたけど。
給料にユニリーバ、アンベブ、パナソニックなどのスポンサー料を足すと、
年収16億円ちかくになるらしいから、お金のために移籍する必要はない。
ちなみにサントスと対戦した柏レイソルの決算書を眺めてみると、
営業収入23億円、選手・スタッフ人件費15億円(この期の柏はJ2)。
※資料…2010年度Jクラブ情報開示資料(Jリーグホームページ)
柏レイソルの選手・スタッフ全員の給料より、ネイマール1人の方が高い。
こんなところにもブラジル経済繁栄が現れているのかもしれないね。
その国の経済情勢とサッカーって意外と関係あるんだよ。
スペインが90年代後半から経済的な繁栄を謳歌していた頃、
リーガ・エスパニョーラに大物外国人選手が次々とやってきた。
2004~10年には外国人就労者は6年間、所得税24%という時期もあった。
(イタリア、ドイツ、イングランドの所得税率はその倍の43~50%)
スペインの財政赤字が問題視される今となっては何やってたんだか(笑)
かつてブラジルにとってサッカー選手の移籍金は外貨獲得の手段だった。
2008年にロナウドがコリンチャンスへ凱旋移籍した頃から変わったかな。
今年初めにはロナウジーニョもコリンチャンスへ移籍し復調しているらしい。
ブラジル経済の繁栄とともに、ヨーロッパのトップクラスの選手が、
ブラジルのクラブチームへ移籍するような未来がやってくるのだろうか?
※関連記事…1995年の円高とJリーグ外国人選手(11/09/03)
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