エコプロダクツ2011の雑感

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去年に引き続きエコプロダクツ(環境展示会)に行ってみた。

あいかわらずよく分からないのが、コンパニオンのお嬢さん方。

1回限りっぽいコスプレに厚化粧…、エコとかけ離れてるよね(苦笑)

あと昨年より子供の社会科見学向けの要素が強くなったかな。

それから上場企業はどうもピント外れてる感じ。

環境にいいことやってます♪的な雰囲気を出すだけじゃダメだよ。

「この技術・製品は今後、御社の収益にどう結びつくのですか?」

と質問すると、まともな答えはほとんど返ってこない。

そんな中、クラレのブースで自社技術エバールについて

新興国需要を熱く語ってくれた社員さんがとても印象に残った。

以前、レイモンド・チャンドラー「プレイバック」の名台詞

”If I wasn’t hard, I wouldn’t be alive. If I couldn’t ever be gentle, I wouldn’t deserve to be alive.”(男は強くなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない。

に倣って、

企業は利益を出さなければ存続できない。社会の役に立たなければ存在している意義がない。

なんて話をしたとおり、利益と両立できなければ無意味なのだ。

今治市の池内タオルを見つけて思わずかぶりつき、

・風力発電への切替前と後で商品の価格を値上げをしなかった

・いまや「風で織るタオル」が社名より有名になった気がする

・海外に輸出してみて、日本人のタオル好みの独自性を認識した

など面白い話が聞けた。

NPONGOが固まって出展しているスペースでふと思う。

似たような活動をしている組織が細切れに存在している印象。

資金提供者の側に立てば、統廃合してくれた方が分かりやすい。

そして財政的にも安定し、より広く事業展開できる組織に変わるだろう。

不況で寄付や協賛金が減った、とグチる前にやるべきことがあるはずだ。

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