S&P500のリターンの度数分布表とヒストグラムを作るのが目的だったのに、
違う遊びをはじめてしまい、なんか面白い結果が得られた。
私が生まれた日(1978年)がちょうど日曜日だったみたいだから、
その翌日の初値でS&P500に100ドル投じたら、10/13現在1011.77ドルになる。
ここまでなら、いろんな本に出てくる長期投資の優位性を示すデータと同じ。
取引コストと税金がゼロと仮定して、日・週・月の初値で買って、終値で売る、
という売買を繰り返したら、上記の1011.77ドルをやっぱり下回るのかな?
とふと考えて、計算してみると、なぬ???
日…1345.88ドル
週…1262.97ドル
月…1124.90ドル
そうだったのか…。短期売買も侮りがたし!というか恐るべし!
※興味がある方は、YahooFinanceでデータダウンロードして遊んでみてね。
で当初の目的だったヒストグラムはこんな感じ。
※関連記事:マンデルブロ「禁断の金融10ヵ条」(09/09/01)
※エクセル→データ分析→ヒストグラム(データ区間は階級の上限)で簡単に作れる
コメント
面白いですね。単純に初値で買って終値を売る、という方法で持ちっぱなしのリターンを上回るというのは・・・。
でも、取引コストと税金は現実的に無視できません。
最近自分が投資を始めた3年前の売買結果を振り返って整理してみると、取引手数料が損失額合計の3分の1以上を占めていて、びっくりでした。下手くそだからともいいますが(笑)。
ああそうだ。税金ゼロって書き忘れてました。
なんか金融機関の自己売買部門とかいう部署で、実質的にデイトレードをやって、巨額の利益を上げてたりするじゃないですか。なんかあれが少し気になったり。
あとは、デイトレードって実際にやってみると、頭ごなしにダメだぁ!と否定するほど酷いものでもなく。
なんかこのへんのモヤモヤにつながる手がかりないかな、と探しているところなんです。