当期純利益と税引前当期純利益を比べてる?

PERとROEでスクリーニングして、おー割安株発見♪
と飛びついてしまうあなた、落とし穴がありますぞ。

私も昔ポカをやったことがあるんだけど、
検索結果に税金を払っていない会社が引っかかってきちゃうんだよ。
税金の計算する際は、過去7年間の赤字を当期の黒字と相殺できるから
過去に大赤字を出して、ようやく黒字になったような企業は税金の額が少ない。
新興市場にこういった会社がよくあるよ。あと銀行もそろそろ税金納付かな?

日本の税率はおおざっぱに40%と考えていいから、
税引前当期純利益と当期純利益が、10:6 位の関係でないとおかしい。
赤字の繰越分がなくなった途端に、税金払って減益、株価下落と
おバカな話に巻き込まれてしまうわけで…。

もちろん、こういう事情があるからこそ、PERで見て割安な評価だし、
過去の赤字があるから、純資産の部の金額が少なくて、ROEも高くなるんだな。
ご注意あれ。

コメント

  1. RINTO より:

    これは結構いいアドバイスだよね。
    最近、タックス・プランニングの巧拙によって、各企業の実効税率が随分違ってくる、っていう話を聞いて、成る程ねえ、と思ったことがあるよ。
    ここは、まろちゃんの専門だろうから、また記事に書いてくれると嬉しいな。

  2. まろ@管理人 より:

    おぉ!誉められた。ありがとうございます。
    だが難しそうな依頼が…。
    期待にお答えできるよう、もっと勉強します。

  3. 空色 より:

    ROEの計算ではNOPLATを使っています。PERはそもそもほとんど使っていない‥

  4. まろ@管理人 より:

    NOPLATって何ですか??
    空色さんのブログでも検索してみましたがいまいち分かりません。
    ぜひ説明の記事を書いて、トラックバックをお願いします。

  5. 空色 より:

    NOPLATは「みなし税引後営業利益」の略です。NOPATとも言うようです。私の場合、営業利益×0.6で計算し、ROEやROAはこっちで計算しています(ROIの分子はNOPLATです。私はROICを使っていませんけど・・)。
    特別損益が反映されないので便利ですが、小売業者がメーカーから受け取る販促リベートを経常利益として計上される例があったりするので、完璧ではありません。
    NOPLATについてはそのうち記事を書く予定です。
    でも、実は、まろさんのブログに触発されて書きかけの記事が2本ほどあるんですよね・・ そっちが先かなあ。

  6. 空色 より:

    すいません、訂正です。
    × ROIの分子  → ○ ROICの分子

  7. まろ@管理人 より:

    ROEやROAの分子っていろいろあって、たまに訳分からなくなりますね。
    NOPLAT、普通に検索してもあまり分かりやすい説明が出てこないので、
    空色さんの記事、楽しみに待ってますね。