玉子焼き器を買って、玉子焼きを作った。
思いがけずキレイにできて、もしかして才能あり?
調べてみると卵料理の歴史は意外と浅い。
これには仏教の教えが影響しているのだろう。
奈良時代の仏教説話を集めた「日本霊異記」において、
「現世で鳥の卵を煮たり、焼いたりした者は、来世でマグマ地獄に堕ちる。」
という教えともに、
卵を好物とした人が焼け死んだ話が紹介されている。
そんなわけで長らく卵料理の記述は見当たらず、
おそらく安土桃山時代に来日したポルトガル人が、
- カステラ
- 天ぷら
を伝えたのが卵料理の始まりではないだろうか?
卵料理は江戸時代から本格化
江戸時代になると卵料理は一般的なものになり、
1785年に出版された料理本「万宝料理秘密箱」には、
103種類もの卵の料理方法が遺されている。
※早稲田大学図書館が所蔵本を公開中
江戸時代の有名な卵料理は「たまごふわふわ」。
「東海道中膝栗毛」にも登場するこの料理は、
静岡県袋井市が街を挙げてイチオシ中。
簡単そうだから今度つくってみようかな。
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