VIX(恐怖指数)のおさらい。VIXとS&P500の推移(2000年~)

この記事は約2分で読めます。

株安祭りが開演されたようなので、
リーマン・ブラザーズが破綻した頃によく紹介した指数をもう一度。

VIX(Volatility Index) Wikipedia(意味) YahooFinance(チャート)

市場が予測する今後30日間のS&P500のボラティリティを表す指数。
といわれても、なんのこっちゃ?だから、何を表しているかと言うと、

昨日のVIX終値は54.56。

  • まずこれをルート12で割って、54.56÷√12=15.8%。
  • 今後30日間に、70%くらいの確率(S.D.±1)で、S&P500が15.8%上下、
  • 31.6%(=15.8%×2)を超えるの変動が起きる確率は5%くらい(S.D.±2)。

なんてことを表す指標なんだ。

投資家がこの先もっと株価が下がるんじゃないか?とビビると、
VIXが上昇するから、別名「恐怖指数」とも言われている。
たしかに歴史を振り返ると、

  • 1998年8月 ロシア通貨危機・LTCM破綻
  • 2001年9,10月 アメリカ同時多発テロ
  • 2002年7~9月 エンロンに続きワールドコムも破綻し会計不信
  • 2008年10月 リーマン・ブラザーズ破綻
  • 2011年10月 ギリシャ通貨危機

といった時期にVIXが上昇している。
(直近の2018年頃の上昇がなんだったか思い出せない…)

参考までに2000年以降のVIXとS&P500の推移をグラフ化。

VIXが50を超えるのはリーマン・ショック以来のことだね。
2000年の春から株式投資をはじめた私にとっては、
経験上、VIX上昇は投資の好機の合図みたいなもの。

コメント

  1. ほっし より:

    経験上、VIX上昇は投資の好機の合図みたいなもの。
    と、書いてらっしゃいますが、買い時が難しいでしょね。
    段階的に数回に分けて買い下がっていく感じですか。

  2. よしだ より:

    どこが底かは分からないから、資金が尽きないように投資し続けるイメージです。なので数回というより数十回になるでしょうね。