人材のグローバル化が叫ばれる中…、バルセロナは???

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ビジネスの世界では、ヒト・モノ・カネのグローバル化が叫ばれ、
日本企業は特に人材のグローバル化が遅れているとされる。

でもサッカーへ目を移すと、なんだか不思議な光景が広がっている。
現在、史上最強のチーム、世界で最も美しいサッカーをするチームなどなど、
ありとあらゆる形容詞で絶賛されている、スペインのF.C.バルセロナ

核となる選手は、子供の頃から自前で育てた生え抜きの人材ばかり。
グアルディオラ監督もかつて生え抜き選手として活躍。
今のチームで生え抜き以外でいないと困るのはダニエウ・アウベスくらい。

不思議なことにバルセロナの生え抜きの選手は他チームへ移籍すると、
まるで別の選手になったかのように活躍できず、消えていくことが多い。
かつてイタリアへ移籍したグアルディオラ自身がこの手の選手だったし、
現在、世界最高の選手と呼ばれる、メッシもアルゼンチン代表ではイマイチ。

とここまで書くと、批判される日本企業の組織形態にやや近いような?
今までの日本のやり方がまるでダメ、ってこともないのでは?。
バルセロナの経営に、何かヒントがあるかもしれない。

※おまけ…2003~08年のバルセロナ副会長ソリアーノ氏が書いた本。

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コメント

  1. とよぴ~ より:

    そういえば日本でも過去の歴史上で最強と語られそうな当時のジュビロ磐田は全員日本人
    企業でもサッカーでもチームで活動するにはコミュニケーションが必須なのだから意思の疎通って面を見ると馴染みのメンバーのメリットもありそうですね?
    それが長く続くと慢性感や刺激が足りないって問題点も出てきそうですし何が良い・何が悪いのではなくバランス感覚なのかな?

  2. まろ@管理人 より:

    ジュビロは下部組織で同じ戦い方をして選手を育てていれば、今も強かったかもしれませんが、高校生までは学校でサッカー、って仕組みの日本では無理だった。。。
    なぜかこの記事に続けて、さらにバルセロナの話を広げて、今日は移民政策を勝手に語ってしまいました(笑) 好きで追いかけているモノを、何かと掛け合わせると意外と楽しい♪
    しかし、サッカーネタで絡んでくれるのは、とよぴ~さんだけですねぇ。。。そんなにマニアな話をしているつもりはないのですが。