Blog「カウンターゲーム」のとよぴ~さんと広尾の「レストランJ」でランチ。
哲学を語るところが似ているので、何年も前から会いたくて、ついに実現。
3時間半にわたった対談?の内容は…
- 日本の歴史や今の政治の話
- お互いの人生について
- 私が隠居後に何をやるか?
- ブロガーは変態である
はじめは、日本の話をしたんだったかな。
日本はものごとを小さくとらえる国なのに、1900年頃からおかしくなった。
たとえば、千利休が4畳半だった茶室を2畳にまで縮めていったように、
「ちいさきものはみなうつくし」の国が拡大志向なんて…。
という話から、最近は滅びゆくマスコミが変に力を示そうとして、
だれも政治家になりたがらない国をつくってしまった、という話まで。
そして人生について。
年初に体調を崩して以来、おとなしくしているせいで、
「ないものねだり」に悩むことが多いけど、私が一番輝いているのは、
これと決めたら、今あるものを放り出して、無邪気に追いかけてるとき。
そんなことを、とよぴ~さんに思い出させてもらった。
「大事を思ひ立たん人は、避り難く心にかからむことの、本意を遂げずしてさながら捨つべきなり。・・・命は人を待つものかは。無常の来たることは、水火の攻むるよりも速やかに、逃れ難きものを、その時、老いたる親、いときなき子、君の恩、人の情、捨て難しとて捨てざらんや。」(徒然草・第59条)
昔からブログを読んでくれている方は、覚えている人もいるかな。
2008年の春に「35歳で隠居」と宣言したあれ、まだなくなってないよ。
あと1年半くらいで、その時がやってくるから、下記のような案を話しつつ、
- 自分で食べる分くらい農業したい(体ポンコツだから植物工場?)
- 日本中を遊行して文化研究(マンスリーマンション渡り歩き)
- 時代に逆行して本屋開店(和室形式で茶道カフェ併設)
でも、突然無秩序に走り出す私だから、直前まで分からないねーなんて。
今日一番おもしろかったのは、とよぴ~さんのブログ論。
- ブログを書き続けられる人は、どこか壊れていて、ある意味変態。
- 普通と違う変態だから、読者を引き込む魅力がある。
- 記事に不足を残すと、コメント欄に書き込みが増える。
- ブログもブロガーも完成されたものではなく、未完の方がいい。
話を聞いているときは、気付かなかったけれど、
なんだか古田織部の織部焼の世界観だなぁと。※参考:黒織部茶碗
端正な形ではなく、いびつさに美学が宿る。ブロガーは織部焼なのだ。
こんな感じの楽しい対談。
今回で会ってみたいなと思ってたブロガーさんとはだいたい会えたかな。
※追伸…とよぴ~さんの記事を合わせると全体像が見えるかも。
コメント
昨日は楽しい時間を過ごさせて頂きありがとうございます
結婚観や女性について負(マイナス?)の面しか言ってなかったことに今頃気付きました(汗)
コインの表裏のように同じくらい正の面がありますよってことをお伝えしておきます♪
こちらこそありがとうございました。
ブログを通して私の心に映った情景がバレバレでしたね。
そういえば私のブログを「心の動きを素直に表現しているのが特徴」と評している方もいたので、プライバシーがダダ漏れなのかも(笑)
きっとこの先もしも結婚することがあれば、その過程もバレちゃうかな。隠居前に出会いがあれば、この先まったく違う未来が待っているんでしょうね。
でも、私みたいな良くいえば天真爛漫、悪くいえば支離滅裂な人についてきてくれる人いるかな???