アンドレ・ゴルツの「Ecologica」が読みたい

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先日の日経ビジネスおまけ、日経ビジネスマネジメントがかなり面白い。
P140以降に紹介されているフランス哲学者アンドレ・ゴルツの本読みたいなぁ。
GDP成長だけが成長なのか? 知識は本当に価値を生み出すのか?
って考え方はかなり面白そう。フランス語翻訳家の方、ぜひ日本語訳を!

ゴルツの知的所有権に関する批判
「知識は本質的に無料だ。なぜなら、無数の人々が同時に、基本的には追加の費用をかけなくても共有できるからだ。たとえ最高のアイデアを考え出したとしても、結局それは他人の知識をベースにしたものである。だからある意味、知識は、個人ではなく社会に帰属する。」

この文章と出会ってなんとなくスッキリ。母方の祖父は、悲劇の発明王。
特許法とか分からず、大手企業に発明した技術を奪われ、製品開発に使われた。
悔しくてお酒を飲み過ぎて、私が生まれる前に肝臓癌で亡くなった。
こんなことがなければ、私は生まれながらの大富豪のはずなのに、と頭を抱えた。
(そういえば、それも理由の1つで法学部へ進んだんだっけ。)

ただその発明の特許を我が家が握り、特許料を受け取り続けていたら…。
生活に欠かせないものだから、社会全体のためを考えればこれでよかったのかも。
だから「知識は、個人ではなく社会に帰属する。」って理論は正しいと思う。

話がズレたからもう一度、アンドレ・ゴルツ「Ecologica」の翻訳をぜひ!

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