ハイリスク・ハイリターン?ギャンブラーの戯言だ

この記事は約2分で読めます。

立て続けに「株式投資って怖くない?」って聞かれ、首をひねった。
私にとっては、財産全部が銀行預金、という状況の方が怖い。

当たり前のように語られる「株式投資はハイリスク・ハイリターン」
という言葉の「ハイリスク」の部分に過度に反応しているのだろうか?
私に言わせれば、こんなものギャンブラーの戯言にすぎない。
危険にあえて飛び込んで、まぐれで大きなリターンが得られるかもしれない。
しかしそれを繰り返せばトータルで大損、それは投資じゃなくてギャンブル。

自らの経験や哲学から、危険と思われるものに手を出す投資家なんていない。
元本割れのリスクが低く、利益がもたらされると判断したものに投資をし、
その判断力を高めるために日々努力するのが投資家本来の姿
なのだ。
だから投資をする時点では、あまり怖いと感じることはない。

おまけでバフェットさんの言葉を紹介すれば、
リスクは自分のやってることを理解できないことで生じる
自分の信念を持たず、その時々の社会の偏ったものの見方に合わせて、
投資哲学を変えてしまう投資家は、恐怖に怯えているのかもしれないが…。

でもそうは言っても、もちろん判断ミスは多発するもの。
そんな時は間違いを素直に認めて、やり直せばいい。
気持ちがコントロールできず、自分の考えに固執すれば、
昔々の「損切りできない投資家心理」みたいな話になり、損失は広がる

そして失敗したら、他の分野と同じくそこから学ぶことが大事。
過去の成功に学ぶよりも、最近の失敗にこそ学ぶ価値がある。
失敗と言っても、単に損をした話だけでなく、
得られたはずの利益を失った失敗への反省も大切。
バフェットからの手紙にもこの手の反省文が登場する。(→1999年2004年)

もしかしたら、そんなこんなでいろいろ考えているうちに、
怖がっている暇なんてなくなってしまう、というのが正直なところかも?
最後のまとめがなんか安っぽい(笑)

コメント

  1. ひこうき より:

    たしかに、投資しているものが一体全体なんなのかがわかっていないことが一番危険だよね。
    もう7年も同じものを買い続けているから、そろそろこの商品のことは良くわかっているとおもうけど。

  2. まろ@管理人 より:

    7年になるけどまだまだよく分からないことだらけ。
    最近なんかは、サブプライムローンの話とか調べてると、
    たくさんローンを集めて証券化したから、十分にリスク分散してある、
    なんて話だったのにあの様でしょ? 株の分散投資もどうなのかなーって。
    いろいろ難しいから頭使ってて楽しい♪っていうのもあるけどね。
    またいつか日本に帰ってきたら、ご飯食べながら語りましょうぞ。