インデックス運用の未来に不安・Part2

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昨日の続きでもうちょっと頭を整理してみた。
今、私の頭にあるのは、特に米国株のインデックス運用について。
バンガードのETFも買えるようになり喜びたいところだが…。

アメリカの企業は、株主重視やROE信仰の経営を推し進めたことで、
企業自体が金融商品化してしまい、今後かなり淘汰が進むのではないかと。
(たしか原丈人21世紀の国富論にも似たようなことが書いてあったと思う)
だから、インデックスに投資して、孫の代まで積み立てれば富豪、は変かも。
次の100年、いや20年程度でS&P500採用企業の顔ぶれが変わる予感…。

資産運用において、しばらくは古い世界観はもはや十分な説得力をもたないが、
新しい世界観が確立されるわけでもない、そんな混乱の時期が続くだろう。

ではどうするか? ヒントを求めたところ、これかな?と思うのは…
シーゲル教授が「株式投資の未来」で示しているように、
S&P500の当初採用銘柄の運用成績は、平均すると、その後半世紀の間に採用された1000社近い新興企業の運用成績を上回っている。」(P27)
そういえば、日本の老舗企業のリターンがTOPIXを上回るなんて話もあった。

すると問題は、次の100年間も生き残る企業をどう選ぶか?
今の思いつくのは「単なる金儲けを超越した会社の基本理念や価値観」。
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