私たち日本人の投資家が株式投資について学ぼう考えると、
バートン・マルキール、チャールズ・エリス、ジョン・ボーグル、
ジェレミー・シーゲルあたりの書いた本は、誰もが共通して手に取る。
でもみんな主にアメリカ市場を分析した結果を語ってるよね。
だから、それを学んだ私たちは、長期・分散投資で成果をあげるためには、
日本市場もアメリカにならってこうあるべきだ、とついつい思い込みがち。
それでいいのかな?と変な疑問を持ってみる。
日本は外から取り入れたものを日本流に変換してしまう不思議な国。
代表的なのは日本語。文字のなかった日本は、中国から漢字を取り入れ、
漢字の画数減らして書きやすくしたり、漢字をくずしてひらがな作ったり、
元の中国漢字とはずいぶんかけ離れた形で使われている。
さらに近年PC普及後は、日本語をアルファベット(ローマ字)打ち。
こんな国だから、アメリカ市場と同じ姿を日本に求めるのは無理があるかも。
金融市場が落ち着いてしまって暇だから、妙なことに頭を使う今日この頃。
コメント
私も相場回復で暇になったので最近投資本をよく読みますが、、、
投資理論ってみんなアメリカですよね。アクティブファンドがS&P500に勝っていないのはわかりますが、だからといってTOPIXが最強だとは思えないんですよねぇどうしても。
勝手な想像ですが、S&P500と東証1部で株主を重視する企業の割合を比較すると、大きな差が出るんじゃないかな。そうなるとアメリカの投資理論と同じ結論を、日本市場に適用するのは無理があるかも。
私もこんなモヤモヤがあります。