出雲市の韓竈神社(からかまじんじゃ)。
出雲国風土記(733年)に記録が残る、歴史ある神社。
出雲大社よりも断然オススメの雰囲気ある神社。
参拝者に媚びを売らない、突き放した造りが味わい深い。
困難を乗り越えた先に社殿があるのだ!
ガタガタの急な石段が約300段続くから、
雨上がりで滑りやすい日は崖から転落しちゃうよ。
パワースポット巡り、みたいな軽いノリはお断り!
って主張しているようで好感が持てる。
近年どこもかしこも「縁結び」を押し出しすぎて、
ありがたみが感じられない神社ばかりだから。
社殿に辿り着くための最後の難関がある。
巨石の割れ目(幅45cm)を通らなければならない。
太めの人は挟まって抜けなくなるだろう。
私は背負っていたリュックを放り投げて通過した。
人知を超えた自然現象に神が宿る。
それが古代の感覚だから、この巨石は神そのもの。
神の中をくぐり抜けるなんて、とても貴重な体験!
※肥前国風土記にも巨石信仰が読み取れる→関連記事へ
でも韓竈神社への参拝の記憶が強烈すぎて、
島根への旅の思い出が塗りつぶされた…(笑)
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