1988年に出版された渋谷茂一「巨大古墳の聖定」。
「聖地の位置の選定=聖定」には何かしらの意味があるに違いない!
と古墳・神社・山頂などを直線で結ぶと様々な図形が現れることを紹介する。
世界遺産登録の可能性が浮上した、仁徳天皇陵(大山古墳)については、
他の聖地との間に直線・特定角・二等辺三角形を含む約350件の偶然。
歴史学者ではなくIT技術者がコンピュータを駆使して計測した一冊。
約30年前は限られた環境にいる人にしかこのような検証できなかったが、
今はGoogleマップで誰でも距離を測って、古代の隠し図を眺められる。
たとえばGWに訪れた西都原古墳群の女狭穂塚古墳。
この九州最大の前方後円墳は、出雲大社・伊勢神宮と不思議な位置関係。
古事記で天孫降臨の地として日向国が登場するから何かの暗号?
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