荘子「無窮に遊び、心に天遊を!」

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今月のNHK”100分de 名著“が「荘子」なので、
私が好きな荘子のフレーズを並べてみよう。

編集テーマは「」。

天地の正に乗じて、六気の弁に御し、以て無窮に遊ぶ者は、彼はたなにをか待たんや。」(逍遥遊篇)

自然の変化に身を任せ、世界をどこまでも遊ぶ者は、
何者にもとらわれることなく、生きることができる。
※六気…自然の変化、無窮…無限

物に乗じて心を遊ばしめ、やむを得ざるに托して中を養う。」(人間世篇)

ありのままを受け入れることが最上の生き方であり、

心に天遊なければ、すなわち六鑿相いみだる。」(外物篇)

心にゆとりがなければ、すべての感覚が乱れてしまうだろう。
※六鑿(りくさく)…目、耳、鼻、口、心、知の感覚

適たま得て、幾し。是に因るのみ。のみにして其の然るを知らず、これを道という。」(斉物論篇)

自然に身を任せた先の、たまたまの出逢いに「道」がある。
※適たま…たまたま

遊び心が引き寄せる偶然にこそ人生の本質がある。

荘子も私の味方なのだ♪

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