財務情報だけでは中長期の視点で株式投資はできない。
長期投資家にとっては、ごく当たり前のこと。
私がブルームバーグのデータベースに驚いてからもう5年。
- BloombergのESGデータが凄すぎる!(09/12/22)
でも情報を開示する企業の側は、
IRとCSRは別物という認識で部署が分かれていたり、
別々に報告書を作成するというトンチンカンが続いていた。
いろいろ関連するネタが出てくる中で、
- 国際統合報告フレームワーク(IIRC)
- 日本版スチュワードシップ・コード(金融庁)
ついに企業も情報開示の見直しに本腰を入れ出したのか、
この秋、監査法人や報告書作成支援会社のセミナーが目白押し。
セミナーを機にお仕事ゲットを狙う時期が来たってことだね。
今日はKPMGあずさサステナビリティ主催のセミナーに参加。
LRQAの冨田秀実氏の日本の報告書「あるある」が面白かった。
- トップのメッセージ。本当に本人が書いてる?
- 継続性のなく毎年変わる特集記事
- 特徴がなく製作会社が分かってしまう
- 誰に向けて開示した情報か分からない
- 情報開示の視点から無意味な第三者意見
あるよね~。
こういう部分もまた非財務情報として捉えれば、
個人投資家でも投資先の選別法として使えるんだよ。
ちなみにこんな情報も意外と大事(笑)
- 合コンで女性が【身の危険を感じた企業】ワースト5(SPA!)
本家の四季報は財務情報がメインだけど、
合コン四季報からは非財務情報を読み解く!なんてね。
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