浄土真宗のお寺が代官山のビルを借りて営業する
ここで写経が体験できるというので行ってみた。
筆を握るのは中学生以来、約20年ぶりのことだ。
墨の付け具合と筆圧の感じがつかめず…うーん。
でも約1時間、文字を書くことに集中する体験は貴重だった。
非日常的な脳の使い方をすると、なんかスッキリする。
たいして上達もせずに、3年くらいウクレレ習ってるのだけど、
週に1時間、音符に振り回されたいから続けていたりする。
写経にも同じような刺激があった。
さて写経が終わった後にお坊さんの話に発見。
漢字で書かれたお経の成り立ちについて。
「南無阿弥陀仏」はサンスクリット語の"namo"+"amita"に漢字でふりがなを振ったようなもの。
インド人のお経の「音」に中国人が「漢字」をあてる。
これは古代日本が「万葉仮名」を生み出した方法に似ている。
当時の日本人は渡来人の漢字の発音と自分たちの発音をつき合わせ、
漢字一文字に和音(倭音)をあてて「万葉仮名」を生み出した。
これまでに関連する記事をいろいろ書いてきたけど、
日本語の成立にはお経の方法がヒントになったのかな。
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