私の中で仏壇のイメージは、
- 家の中のお寺
- 極楽浄土へのどこでもドア
であり、モノ・コトを小さく収めることを美とする、
日本の文化・伝統を受け継いだ工芸品という感じ。
そういえば仏壇と言えば「お仏壇のはせがわ」のCM。
ふと思い立ち、銀座本店を訪ねてみた。
そもそも仏壇とは何ですか?と尋ねたところ、
やはり「お寺を小さくしたもの」という回答だった。
仏壇に神棚に近いイメージを持っている方もいて、
それには仏壇の来歴に関係があるようだ。
室町時代の住宅形式(書院造り)にもうけられた、
床の間がやがて神棚と仏壇に分かれ、
- 神棚…遠い先祖を祀る
- 仏壇…近い先祖を祀る
と役割分担されたとする説もあるのだとか。
これもある種の神仏習合なのだろうか。
また銀座本店には小さな美術館のようなフロアもあり、
江里佐代子の截金工芸作品がとても美しかった。
文化財保護の技術伝承のため、藝大とコラボもしてるらしい。
しかし私のような珍客にかなり丁寧な応対して頂いて感謝。
(後で会長さんが書かれた仏壇の本も送ってもらうことに)
帰ってきてから気が付いたんだけど、東証一部上場なんだね。
今回の仏壇調査ついでに企業分析もしちゃおうかな。
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