投資信託も「顔の見える」野菜に!

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私の投資家としての美意識は、

  • より良い未来へ一票を投じる賭け
  • でもその投票権を持つのは世界のほんの一握りの人
  • だから「私」だけでなく「社会」のより良い未来を意識する

だから未来への良し悪しの判断を一切放棄してしまう、

インデックス運用にはできるかぎり距離をおいてきた。

でも、もしもこんな情報開示があれば妥協も可能、って話題。

悪しき企業にも投資せざるを得ないなら株主行動で働きかける

って三井住友トラストHDの試みをm@さんが紹介している。

コスト(信託報酬)競争に変わる軸ができればおもしろいけど・・・

たとえば「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year」で、

インデックス投信ばかりがランキング入りするのは、

大手運用会社のアクティブ投信が信用できないのも原因だよね。

投信ビジネスの現状をスーパーの野菜に例えると

  • 産地が分かるインデックス投信
  • 産地と生産者が分かる独立系投信(鎌倉・コモンズ・ひふみ等)
  • 産地も生産者もよく分からない大手のアクティブ投信

産地が運用プロセス、生産者がファンドマネージャーってこと。

こう捉えると投資信託のブランド価値向上は難しいことではない。

だから大手運用会社の今の状況をなんとかして改善したい。

たとえば上記のm@さんが紹介しているCSRレポートには、

18ページにこんな図が出ていて、

130111a

これは三井住友トラストamの投信「SRI・ジャパン・オープン」の

運用の意思決定のプロセスを示したものらしいのだけど、

同社の投信紹介ページには見当たらないのはなんで?

  • 「SRIユニバース選定会議」の議事録
  • 最終的に銘柄選択をしたファンドマネージャーの想い

なんて部分を公開しちゃえば、おもしろいのに残念。

こういうところを変えるのが、私の今年の目標なのだ!

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