人類が追い求めてきたユートピアは、
- 来世への希望をつなぐ神話・宗教的な理想
- 自由と平等を実現する理想社会
- 真逆のディストピアによりもたらされるもの
という変遷をたどってきたように思える。
自由と平等は民主主義によってある程度は実現され、
と同時にその限界が見えてきた、今はそんな時代。
ふと考えれば近年のハリウッド映画は、
宇宙人の襲来や大災害による人類滅亡をテーマにした、
ユートピアとは真逆のディストピアを描いたものが多い。
- 将来の災厄から考え直す、今の幸せ
- 大災害の後に現れる社会現象(災害ユートピア)
に今の私たちはユートピアを見ているのだろうか?
パラダイス・ロストの時代。。。
過去と比べると、どうも想像力を失っているように思える。
「月」に旗を立てられて、お子様ランチになってしまったことで、
古来より別世界のイメージを独占してきた「月」が失われた。
それ以来、私たちの別世界への憧れが減退しているかもしれない。
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