あいまいさ=「間」を大切にする心

投資と社会貢献の橋渡しって話には、もれなく「偽善」の疑いがついてくる?
でも、そんなに白黒はっきりさせようと、がんばらなくてもいいじゃない。
どこまでが本当に善い行いで、どこからが偽善か、切り分けられないから。

あいまいなままでいい。
あいまいさを受け容れ、矛盾を抱えたまま運用できるのが日本の力。
欧米人には、とっても不思議なんだろうけど、

日本人を描写するために、『その反面…』という言い回しが数え切れないほど繰り返されてきた。・・・日本人は攻撃的でもあり、温和でもある。軍事を優先しつつ、同時に美も追求する。思い上がっていると同時に礼儀正しい。頑固でもあり、柔軟でもある。従順であると同時に、ぞんざいな扱いを受けると憤る・・・」--ルース・ベネディクト「菊と刀」P14~15

あいまいさの中で編集を続け、新しいものを生み出すのも日本の力。
漢字、ひらがな、カタカナといった日本語の成り立ちが代表例。
さらに、日本の伝統色を眺めていると、グレーゾーンの領域に色が豊富。
白黒はっきりさせずにグラデーションを大事にする心意気がこんなところにも。

あいまい、というよりも、「間」を大事にするのが日本の心と言えるかも。
極東の立ち位置で、西側からこぼれてくる文化を受け止め続けたから、
いつも「内」と「外」との境界線で揺れていたことで、はぐくまれた「間」の感覚。

どんなにグローバル化が進んでも、失ってはいけない、日本の美徳だけど…
最近の日本は、無理に白黒つけようと、かんばりすぎでちょっと心配。
あと日本人って、画一的なマニュアルとか、本当は嫌いなんじゃないかな?