日本書紀

お薦めの本

日本最古の天文記録はオーロラ/片岡龍峰「日本に現れたオーロラの謎」

オーロラというと雪に閉ざされた寒い地域のもの、というイメージだが、古典を読み解くと、日本でもオーロラが観測できていたらしい。 そんなことを去年知ったのだが、 藤原定家「明月記」のオーロラ(20/09/...
日本の神様と昔話

古事記と日本書紀の蛇神

神社のしめ縄は蛇の交尾の姿を現したもの!なんて説を知り、 ふと考えると、なぜか出雲神話の神様と蛇のつながりが深い。 出雲の地に降り立った素戔嗚尊が退治した八岐大蛇。 大国主命は国譲りの後、大物主神と名...
日本文化探究の旅

卑弥呼の墓?の箸墓古墳。その名の由来は日本書紀に。

今回の奈良旅で一番楽しみにしていたのが箸墓古墳。事前に古墳の本を読みあさって予習までしてしまった。 箸墓古墳が卑弥呼の墓である根拠は?/白石太一郎「古墳からみた倭国の形成と展開」 ちなみに箸墓古墳を含...
日本の歴史と文化

歴史を動かした「おみくじ」

神社やお寺につきものの「おみくじ」。 初詣のついでに一年の運勢を占う、という軽い感じだけど、 歴史を紐解くと、大きな決断につきものだったことが分かる。 調べていたら見つかったエピソードをいくつかメモ。...
日本の美意識

日本最古の花見と桜歌/日本書紀「履中紀」「允恭紀」

日本の文献で最初に「桜」の美意識が現れるのは、 「日本書紀」の12巻「履中紀」と13巻「允恭紀」。 「履中紀」には最古の花見の記録がある。 「三年の冬十一月の丙寅朔辛未に、天皇、兩枝船を磐余市磯池に泛...