日本の美意識

西行「山家集」春の章より桜歌10首

西行「山家集」春の章は全173首のうち103首が桜の和歌。 昨日のポカポカ陽気に誘われて、桜の和歌を10首編集してみた。この時代の桜にはすでに花見という行事はあったようで、 (花見&お酒セットの最古の...
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枕草子に舞う桜/清少納言の桜観

みずから「お題」を作り、高速に「好み」を答え、断言する。あちこち飛びながらも取り合わせが絶妙なエッセイ集「枕草子」。清少納言が「桜」をどう見てたのか気になったので編集してみた。「さても春ごとに咲くとて...
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菅原道真/梅が桜に変わる頃に

古代の日本で「春の花」と言えば「梅」だった。いつごろ日本の関心が梅から桜へ移っていったのか。和歌の世界では8世紀中頃の万葉集では桜より梅の歌が多く、古今和歌集(905年)になると春の主役は桜に変わって...
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花見と酒宴の歴史-桜の聖と俗

そうか。去年のように静かに桜を見上げることはできないんだね。酔っぱらいと生ごみの狂宴が帰ってきてしまうのだ。。。自粛ムードの中、静かに咲いた聖なる桜は、今年再び世俗に戻る。今年は西行や梶井基次郎の桜へ...
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桜に込めた豊作の祈り

作品社の「日本の名随筆・桜」を手に入れた♪ このシリーズはテーマ事、近現代のエッセイが読めておもしろい。 山本健吉「花」に興味をひく一節があった。「桜の花が注目されたのは、むしろ別の生活上の必要、つま...
名言・名文

桜の樹の下には屍体が埋まっている!

梶井基次郎のエッセイ「桜の樹の下には」はこうはじまる。以後の桜に関する文学に影響を与えたとされる1928年の作品。怪しくも美しい桜の魅力を表した名言だ。ただ著者が肺結核を患い、まもなく亡くなってしまう...
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世界に発信された日本の桜観-武士道、茶の本

「読むべき日本の名作は?」という質問には引き続き、1900年前後の葛藤の中で、英語で本当の日本を伝えようとした、内村鑑三「代表的日本人」(1894年) 新渡戸稲造「武士道」(1900年) 岡倉天心「茶...
お薦めの本

井筒清次「桜の雑学事典」

桜の生まれはヒマラヤ近辺、という説もあるとか。海抜1,200~2,400mに生息するヒマラヤザクラって品種もある。日本にどのように桜がやってきたのかは分からないけど、おそらく鳥が種をついばんで、東へ運...
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兼好の桜観/徒然草137、139、161段

「徒然草」の桜と言えば、真っ先に思い当たるのはこれだろう。「花は盛りに、月は隈なきをのみ、見るものかは。・・・咲きぬべきほどの梢、散りしをれたる庭などこそ見どころ多けれ。・・・すべて月・花をば、さのみ...
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西行、日本の桜観を変えた漂泊の歌人

平清盛と同年に生まれ、貴族社会と武家社会の間に生きた西行は、日本の文化史・精神史における転換点を演出した偉人だった。私が特に注目した西行の偉業は次の2点。無常観が仏教を離れた瞬間桜に人生を重ね合わせる...
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桜の語源と西行の和歌

青山墓地で桜を観賞。生死の境界線に桜。西行の和歌を思い出しながらぼんやり。ねがはくは 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月の頃ふと、桜の語源を調べたくなり、自宅に帰って本棚をゴソゴソ。2つの語源...
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桜と日本・2

先月初めに「桜と日本」という題で、思うがままに頭の中を編集してみた。少し気になることがあり、この1ヶ月間、桜に関する書物をいろいろ読んだ。1. 花見×酒宴はいつからやってるの?宴がひどく苦手。親しい友...
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美の崇拝が日本の宗教/オフチンニコフ「一枝の桜」

日本人は桜のごとく純粋で一途なのだ!と書いたら、友だちが薦めてくれた本。著者は政治記者として1962~68年に東京で活動した旧ソビエト人。明治時代、外国人から「宗教教育なしにどうやって道徳教えるの?」...
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桜と日本

新年度、新学期のはじまりだから、頭の中から桜を散らしてみた。21種の勅撰和歌集、全190,423首を集めたという、和歌データベースで、「さくら」で検索してみると、5,686首ヒットした。約3%、その程...