テレビアニメの続編を映画館で
劇場版「かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない」が、
ここ数年で観たアニメ映画のなかで最も印象的だった。
私の中での順位はこんな感じ。
- かぐや様は告らせたい ファーストキッスは終わらない
- ソードアート・オンライン オーディナルスケール
- 君の名は。
「かぐや様は告らせたい」を知ったのは音楽番組で、
主題歌があの鈴木雅之さん?!と驚いたのがきっかけ。
恋の駆け引きを描いたコメディ(恋愛頭脳戦)が面白く、
平安時代の和歌のやりとりも意外とこんな感じだったのかも、
と笑い転げて楽しんでいた。
テレビアニメ第3期(2022年4~6月)が美しい終わり方をしたので、
続きを映画化して、あの最終回を超えられるのか疑わしかった。
同じ流れで「鬼滅の刃」の大ヒットしたから二番煎じ?
両作品ともアニプレックス(ソニーグループ)がらみだし…。
でも、いざ観てみると、なるほど映画にする意義あり。
音質的には映画館は不要だが、もしテレビ放送だと3,4話に分割される。
でも分割してテレビで観るか、映画で通しで観るかで、
鑑賞後の印象がかなり変わりそうだったので、映画化に納得。
鬼滅の刃と同じく、これが新しいアニメ配信の形であり、
映画館の生き残っていくための手段でもあるのだなぁと。
そういえば同じ映画館で、中島みゆきのライブの上映もしていた。
映画館って切り口次第でまだまだいろいろな可能性があるのかも。
アニメを観始めたきっかけはSAO
それにしても2017年頃から、アニメをよく観るようになった。
きっかけは「ソードアート・オンライン(SAO)」との出会い。
- ソードアート・オンラインに描かれた、手が届きそうな近未来。(17/09/28)
VRやAR、人工知能について描かれた作品を目にしたことが、
IntelからNVIDIAに投資先を乗り換えるきっかけとなり、
これが大成功だったことで、アニメに対する認識が一変した。
はじめはSAOに続く、2匹目のどじょうを狙っていたはずが、
だんだん脱線して、学びや笑いを求めるようになり、
今では「1月からはじまる新作アニメ何かな?」と探しはじめる始末。
最近では夫婦でアニメ鑑賞がすっかり習慣になった。
ソニーの株主なのでアニプレックスの決算が気になる
もちろん土台には投資家としての興味がある。
私の子供の頃はアニメと言えば「東映アニメ」で、
東日本大震災直後、最初に投資した会社でもあった。
でも最近の目をひくアニメには「アニプレックス」が絡んでいる。
スマホゲーム「Fate/Grand Order(FGO)」の大ヒットでも有名。
近年、急速に業績を伸ばしてきており、
ソニーグループの決算報告でも触れられる機会が増えているので、
アニプレックス単体の決算推移を決算公告から数字を拾っている。
(2016年以前は営業利益が公開されていない)
また先ごろ人気アニメ「SPY×FAMILY」の映画化が発表され、
テレビアニメ制作にアニプレックス子会社が関わっていたので、
鬼滅の刃のような大ヒットになるか要チェック。
SPY×FAMILYの方が鬼滅の刃よりも広い世代で受け入れられそうだが、
全世界で考えると、物語の設定が国によってはやや微妙かも。
スパイや殺し屋をコメディ化しても笑えない国は多いからね。
まぁこんな感じでアニメそのものだけでなく、
ビジネスの面でも楽しめる要素が多いから、アニメ鑑賞は楽しい♪
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