ワコールの3D計測。下着選びはまだAIに任せられない。

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妻が銀座に行きたいというので、ひとつ条件を出した。
GINZA SIXにあるワコール「3D smart & tryをやってみて!

身体全体を3Dスキャンすることで、
自分に合う下着を選ぶためのデータが算出されるというもの。

本当は計測室についていって、詳しく観察したかったが、
さすがにそれは無理で外で待たされた(笑)

妻によると画面に従って、指定のポーズをとったら、
そこから3秒程度で採寸が完了したという。

しかし3Dスキャン後に、再度店員さんに計測してもらうと、
とくにアンダーバストが3D計測とは微妙に違ったらしい。
計測時の姿勢や測る角度など細かな調整が必要だからとか。

またCOVID-19が襲来して以降の約3年間、
購入の際に店員さんに手伝ってもらえなかったから、
トンチンカンなサイズのブラジャーを買っていたことが判明。
また肩ひもの細かな調節も自分でやるのは難しいとのこと。

以上のことから、ワコールの店舗によっては、
3D計測後にAIが下着選びを手伝う形もあるようだが、
それはちょっと時期尚早と言えるだろう。

人工知能の話題でありがちな、AIに奪われる仕事という論点がある。
人間かAIかの二択ではなく、AIでだいたいの当たりをつけて、
そこから先の細かい判断は人間が、という流れが正攻法だよね、
と再確認させられる事例だった。

結婚後、観察できるビジネスが広がったけど、
アパレル関係で投資対象を見つけるのはなかなか難しい。
先行する失敗例として、他の業界に応用がきくぐらいかな。

でも結婚前から投資してきた化粧品業界については、
実際のユーザーの声みたいなのが聞けて参考になる。

こんな感じで関心を広げていくきっかけは、意外と身近にあるものなんだよね。

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