料理人・荏原さんの豊かなセカンドライフ

昨日、閑静な住宅街にたたずむ「日本料理 荏原」にお邪魔した。

最寄り駅から7分程度のこんな場所になぜ?と不思議に思ったら、
中古で購入した一軒家の余っていた庭のスペースを使って、
知り合いの大工さんと二人で2~3年かけて増築したからとのこと。
そんな作り方なのに一般的な懐石料理屋より広々としてきれい。

ご主人の荏原正典さんは「京ばし松輪」で腕を振るっていた方で、
今は後輩にお店を任せて、自宅兼店舗で地元の方に料理を振るまっている。

忙しくなりすぎないように予約は1日10名くらいまでにとどめ、
予約がない日は余暇を楽しみ、気が向いたら夜中でも仕込みをする。
職住一体で従業員を雇っている訳でもないから(昨日は娘さんが配膳お手伝い)、
のんびり続けられる形ができあがっていることに感銘を受けた。

寿命が延びたことで「生涯現役」が理想型と言われて久しいが、
都会でそれを体現している人にはあまりお目にかかったことがなかった。

月並みな結論になるけど、長く仕事を続けられるかどうかで、
最も大切なのは自宅でもできる仕事ということなんだろうね。

最近、一般企業でも「テレワーク」の導入が進んでいる。
将来に備えて家でも集中して仕事をする習慣をつけるにはいいのかも。

ちなみにこういう話をしていると、あなたには投資があるでしょ?
みたいな展開になるのだが、仕事をしている実感はない。

それに日本の企業は証券市場で資金調達をすることはほとんどないし、
上場していると最近はESG情報を開示せよ等といろいろ仕事が増えるので、
将来有望な企業が上場を選択しないように思うから、20年後はどうかな…。

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