音楽ライブに集まるのは若者とオタクが中心だと思っていた。
でも妻が年に2,3回は出かけている気がしてこれは一体?
と統計データを調べてみると、そこには大きな市場があった。
先週のワールドビジネスサテライトでも、
チラッとフリップでこのデータが紹介されていたので、
詳しく調べてみたい方は参考にどーぞ。
まず音楽ライブの市場規模に関する統計データは2種類あり、
数値に細かな差はあるが、
ライブの売上額、動員数ともに約10年で倍以上になっている。
この売上額の何がすごいかというと、
2016年の音楽のダウンロード販売額は528億円。
ライブ関連の売上が音楽配信の6倍もの市場規模なのだ。
ACPCのデータでライブ売上額とダウンロード販売額をグラフ化すると、
2011年の東日本大震災あたりから変化が起きているように見える。
今や音楽はスマホや携帯プレイヤーで聴くものではなく、
ライブへ出かけて体感するものに変わっていたのだ。
つまり音質を追求した音楽プレイヤーを開発することは、
時代の流れに逆行していると言えるのかもしれない。
またライブ会場では粗利率が高いと想定されるグッズが、
飛ぶように売れるものらしく、これはおいしいビジネスだ。
コメント