毎年参加してるキヤノン株主総会。※過去のメモ…2005年、06年、07年、08年
去年に引き続き、今年もおみやはタオルだった。不調の時はタオル?
まず、耳寄り情報としては、2012年12月期に売上5兆円を目指し、
力を入れている事業は、医療機器(京都大学と連携)と産業用ロボットとのこと。
あとやっぱり話のあった、期末配当を前期と同額に据え置いたことについて。
P/L上は大幅減益だが、B/S上では前期よりも改善していることに加え、
1. 配当を楽しみに待つ高齢者のため(以前、感謝の手紙をもらった)
2. キヤノン株を担保に借入をする中小企業のため(担保価値を下げないよう)
3. 海外の年金基金が売却しないように(彼らの買値からは配当利回り約10%)
そして毎年恒例のキドコロさんの質問に答えて、為替政策について。
為替変動に対応するためには、海外に拠点を移すべきだが、
できるかぎり日本に産業を残すことが重要。(メーカーの中でも国内生産比率が高い)
「日本に産業を残す」ために経営努力をする。ここが一番響いたかな。
円高だし、法人税が高いから、本社機能を海外へ移すことも検討しないと、
なんてグダグダ文句を言う経営者より、とっても潔くて、こういうの大好き♪
小宮山宏さんの言葉を借りれば、日本は「課題先進国」なんだから、
日本にこだわり、日本でがんばり続けたものが、未来を切り開くかもしれないよ。
コメント
まろさん、こんにちは。
株主総会の情報、ありがとうございます。
配当の話題で海外投資家への重視していることがよく伝わってきます。
医療機器は好きな分野なので、楽しみにしてます。
あと、ここの国内生産への思いは強いですね。
国内生産つながりで、最近PCの買い換えを検討していて、
HPの「東京生産」モデルって言うのに出会ってビックリ!
http://h50146.www5.hp.com/promotions/ad/pc/made_in_tokyo/
パソコンを日本でしかも東京で作って採算が取れるなら、どんなものだって国内生産が可能なはずですよね。