アメリカでは無宗教の人は軽蔑されるらしく、オバマ大統領が就任演説の時に、
“For we know that our patchwork heritage is a strength, not a weakness. We are a nation of Christians and Muslims, Jews and Hindus — and non-believers. We are shaped by every language and culture, drawn from every end of this Earth”
non-beliveres って入れたのは、大統領の演説では珍しいことなんだとか。
そんなに神を信じることが大事な国なのに、ありゃ?と思うことだらけ。
最近は、公的支援を受けたアメリカの銀行が多額のボーナス支払っていて問題に。
日本でもかつて同じようなことが問題視されたけど、日本なら十分あり得る話。
日本では、神様どうこう以前に、自分の属する共同体(会社)がすべてであり、
社会的には悪でも、共同体内で正義なら問題なし、と判断する傾向があるから。
神を信じるっていうのは、悪いことしたら天罰下る、って恐れることと違うのかな?
私は典型的な日本人と同様、無神論者で宗教の位置づけはよく分からない。
でも、私たちの行動の道徳的な歯止めとして、神が心に存在しないなら無意味だ。
コメント
はじめまして.いつも勉強させてもらっています.沈着冷静な筆致にいつも感心しきりです.さて私はプロテスタントの施設で働いている非クリスチャンです.日本人のクリスチャンに囲まれていますので,米国での様子は知らないのですけれども,篤い信仰心をもっているはずなのにあれれ?ってことがいっぱいあります.クリスチャンでも普通に人間として汚い言動はたくさんあります.まあそういう人間のために宗教があるんだなって思います.が,普通の無宗教人間よりタチが悪いなって思うのは,神様に告白すれば全部許してもらえるような雰囲気があるところ.一部の人の努力しなくて神様の恩恵を待っているような怠惰さ.自力でなんとかしようっていう気概のなさ.そのくせ日本人的な共同体を維持しようっていうところ.うまく神様の存在を利用するようなところ.あくまで私の職場での印象で,宗教内部のことはよくわからないのですが...一本人間として筋の通ったものがあれば,無宗教でも怖くないと思います.それをどこでどうやって身につけるといいのかとは思いますが.
一般法則論をお読みください。
あなたの疑問が解けるでしょう。
一般法則論者
ちょろさん、とっても面白い立場からのコメントありがとうございます。
どうやら、宗教を信じるのと人間的な成長とは、必ずしもリンクするものじゃない、ってことみたいですね。
私は宗教はさっぱり分からないけど、思いやりの心そのものが神様なんじゃないかな?と勝手に考えている人です。
一般法則論????? 何だか難しすぎます…。
"アメリカでは無宗教の人は軽蔑されるらしく"
なにいってるだかこの馬鹿は。
ありゃーそうじゃなかったんですか。NHKもアテにならないですね。
やっぱりアメリカも日本と同じで生活の中に宗教的な要素なんてちっともないのですか?