情報を「おく」時代?

この記事は約1分で読めます。

私が初めてホームページを作ったのが、1999年8月のことだから、
Web上での情報発信をはじめて、まもなく12年目を迎えようとしている。
苦手な日本語の練習に、とはじめた割に、ずいぶんと長く続いたもの。

でも、長く続けたおかけで、なんとなく実感できたことがある。
自分の中にある何かを多くの人に伝えたい、と思ったら、
以前は「情報を発信する!」って力強さが必要だったけど、
たぶん今は「情報をそっとおいておく」って弱々しい感じの方がいい時代なんだ。

いつごろから、世の中変わったのかは正確に分からない。ここ数年かな?
ブログを続ける中で、書いた記事が多くの人に読んでもらえるかどうかと、
自分の想いが強いかどうかは、あまり関係がないみたい
、って肌で感じてる。

テレビや新聞といった従来のメディアが衰えた原因にもつなげられそう。
昔はメディアが情報を一手に握っていて、押し込めばよかった「発信」の時代。
今はインターネットがあるから、メディアと一般人の情報収集力にそんなに差はない。
だから、暑苦しい「発信」はシラケられるから、静かに「おく」。
そして、誰かが気づいてくれるのを静かに待つ。こんな感じかな。

コメント