マネー・カレッジの木田知廣さんから、アンケートの依頼を受けて提出した。
目標アセット・アロケーションがテーマだった。
日本株式・海外株式・日本債券・海外債券・その他で合計100に、というもの。
あらためて考えてみると、モヤモヤするところがいくつかあった。
現預金は入れなくていいのだろうか?
円グラフでポートフォリオを示す場合、現預金をのせていないことが多い。
金融資産は現預金と切り離して考えるのが一般的なのか?
それとも、この理論が投信を販売する金融機関側から出てきたもので、
家計の視点がないから現預金が組み入れられないことが多いのか?
日本債券=現預金とも考えられるが…
ポートフォリオの日本債券と言われると、個人向け国債を思い浮かべる。
ただ日本の金融機関が、日本国債を大量に買っていることを考えると、
私たちの現預金は、間接的に日本債券に投資しているともいえる。
信用取引の売り建てはどう表現するのか?
単に株式の配分からマイナスすればいいのだろうか?
私はブラジル以外の新興国には投資しない人。
「ブラジルETF(EZW)の評価額<上海ETF売り建ての評価額」という状態。
とすると、新興国株式の配分割合はマイナスになるのだろうか?
持ち家・住宅ローン付きをどう表現するかが重要だ
なかには住宅ローンの存在を忘れたかのように、運用に力を入れる人がいる。
投信の信託報酬を0.1%単位で高低を比較しながら、住宅ローンを放置?
ポートフォリオを円グラフで書いているから気がつかないのだろうか。
資産状態は、やはり企業と同じく、貸借対照表を作らないと分からない。
自分1人ではなく一家全体の資産を考慮すべきか?
私の親の世代は団塊世代。持ち家志向の世代だ。家の金額は大きい。
REITに投資するなら相続まで見据えて考える必要はあるのだろうか?
家族仲がよければ、一家全体で資産配分を考えた方が効率がいいかも。
というようなモヤモヤがあり、木田さんのホームページにある、
私の「日本株式40・海外株式40・海外債券20」という配分は、
サッカーのフォーメーション「4-4-2」に合わせてみた、というのが種明かし。
日本代表にとって最適なフォーメーションは?、という議論は歓迎するが、
資産運用のアセット・アロケーションについては、私自身よく分かっていない。
コメント
自分は投資ポートフォリオについては現預金も含めて考えています。
現預金はどのアセットクラスに配分し直すにしてもバッファになるので、ちゃんと考慮するべきだと思うんですけどね~。
また投資資産とそれ以外の貯蓄等やクレジット・月賦などの負債も併せて、貸借対照表らしきものは作っています。
やはり若い頃でもバフェット氏のように自分の「純」資産くらいは把握しておきたいですから・・・。
自分は現状なのか理想(目標)なのかで考えてしまいました
現状だと自分自身の脳みそが日々代わっていってしまうので誰にも参考にならないだろうなぁ~って思ってしまいましたし(笑)
その他で新興国の比率を入れたんですが他のブロガーさんとの統一の都合上(?)海外株式と一緒になったようです
配分比率とサッカーのフォーメーションはたまに考えてしまうときあります
いまはパワープレーでDFもあがれ~♪→2-4-4とか?
babooconさん、やっぱりB/Sが必要ですよね。
あとそれぞれの給与収入の安定性なんかも重要だろうし、アセット・アロケーションよりも個人版の財務三表みたいなのが必要かも。
とよぴ~さん、サッカーネタはきっと食いついてくれると思ってました(笑)
日々考えていると頭の中って、らせん階段を登っているみたいで、ぐるぐるするものですよね。同じ所に戻ってきちゃった?と思いきや、以前より少し上に来ていたり。
ついでに、追い求める真実もらせん状に動いていて、人の考えと遺伝子の二重らせん構造みたく、くっつきそうで、くっついてくれない。。。