Part1・Part2を軽くまとめると…インデックス運用とは「子を思う親心」だ。
これを通じて1世代で億万長者になれたりするものではない。
あくまで超長期での収益を目指すものだが、己の寿命を忘れている。
人は誰しも自分の命だけは永遠であるような錯覚にとらわれてしまうもの。
ではインデックス運用を選んだ投資家は、どのような心がけであるべきか?
自分の世代での投資収益は期待せず仕事に励むこと。ただそれだけのこと。
投資における一番の失敗は、市場に気を取られ、仕事に影響が出てしまい、
結局は投資で大損、仕事も中途半端で自らの稼ぐ力も伸びないことにある。
インデックス運用の最大のメリットは、運用をしていることを忘れられること。
子供のために積み立てていくだけ、経済や投資を無理に学ぶ必要もない。
余暇は自分自身の稼ぐ力を伸ばすために使うべし!
また、インデックス投資家のもっとも危険な間違えは、
投資・経済の世界の面白さや奥の深さにはまって、熱中してしまうこと。
それはあなたの仕事に関係がある分野なのだろうか?
人生で一番儲かるものは、あなた自身! これを絶対に忘れちゃダメ。
それにはやはり、子供へ引き継ぐことを前提に運用をするのが一番だろう。
コメント
おつかれさまです。
自分も最近色々なやみながらやっています。
老後にアセットアロケーションを変更するか悩んでいます。
ただ、基本的にはほったらかし。そして自分がなんとしても稼ぐ!><!!
こんにちは、progre2033と言います。
「運用を継承する」って面白い考え方ですね。ちょっと目鱗でした。私は偶々今年から資産運用を始めて、その目的は25年後の家内と二人の娘と孫たちの幸せに貢献するためなのですが、金額で残すという事より運用方法ごと継承するという事は思いつきませんでした。
確かに、食料を送ることより、食料を作る方法を教えるべきという話と一緒ですね。ではまた。
今朝、ノーベル賞経済学者・ハイエクの本を読んでいたら、こんな一節がありました。
「本当は長い時間と多くの世代の経験のお陰であるものを、われわれはしばしば人間の才能の卓越と洞察の深さのせいにする。そしてすべての世代は身体つきも利口さも相互の間にほとんど相違がないのである。
ただひとりの人間、あるいは一世代の業績はきわめてわずかしかない。大部分の業績は幾時代にもわたる結合労働の産物である……。」
人間は継承によって発展してきたのだから、投資の世界も例外ではないはず。
Part4では、じゃあどのように継承すべきか?(実はここが一番難しい)考えてみたいと思ってます。
>自分の世代での投資収益は期待せず仕事に励むこと。
ふむふみ、確かにそのような心がけを持っているほど、長い時間がかかりますね。
意識するだけ損で、それならその意識を他に向けるべきですね。
その境地になれるにはもう少しかかりそうです。言葉の理解と、本質的な理解はかなり差があるようです(^^♪
本質的に理解できる人が少ないから、理解した人には素晴らしい人生が待っているんだと思いますよ。お互いがんばりましょう!
表題の1~3を読んだ時点では、まったく同意しかねる内容で、正直なところ腹を立てていました。
しかしその後今週に入り、インデックス投資や分散投資など信じてきた理論がもうどうなっているのか混乱状態なり、まろさんの記事を思い出し、非常に反省しております。
今後はまろさんの提言には素直に耳を傾けたいと思っています。今後もヨロシクお願いします。
Konさん、昨日返事付けるの忘れてしまいましたが、
http://stojkovic.blog20.fc2.com/blog-entry-1407.html
↑これよんでくださいね。
まろさん、貴重な記事ありがとうございます。
わたし~孫という時間をひとつに結ぶからこそ、
インデックス運用していることを忘れられる
「余裕」が生まれるのですね。
あらま、有名な方からお褒めの言葉を頂き、とっても嬉しいです。この話、もうちょっと発展できるよう、もっと考えてみます。