体調崩して、検査を受けて、結果が出るまでは、じっとしているのも不安で、
あてもなく散歩に出かけては、Googleマップに引っかかった神社でお参り。
年初から先週末までは、こんなことの繰り返し。少しだけ神社に詳しくなった。
神社には、御神体が祀られているかと思いきや、実は何もない。
私たちは、神がいるかもしれない可能性に願いを込めて、拝んでいるんだよ。
神社は神がときおり泊まりにくる宿のようなもの。だから空っぽなんだ。
- 何もないところに何かを感じとる文化(おもかげ・なごり・うつろい)
- 常駐する神ではなく、ときおり訪れる来訪神(折口信夫「マレビト」)
神社には、他国には見られない、日本の特徴が現れているようだ。
自然災害が多く、四季の移ろいのなかで生きる日本人には、
多種多様な神様が、ときどき訪れてくれることがありがたかったのだろう。
イマイチ分からないのが、神社とお寺の違い。
神社は神、お寺は仏…。
でも、どこかで神と仏がゴチャ混ぜになっているような?
武士の神様「八幡神」が「八幡大菩薩」と呼ばれていたり…(菩薩は仏教)。
このあたりはもうちょっと調べてみないとね。
参考図書
・松岡正剛「日本という方法-おもかげ・うつろいの文化」
・和辻哲郎「風土」
参考Webサイト
・原研哉「トークイベント採録」(無印良品くらしの研究所)
コメント
まろさん、こんにちは。
いいですね。こういう神社とかそういう話好きです。
私自身は神様とか信じないですが。
先日行った沖縄では、神社でなくて岩や山自体に祈りを捧げていました。他の日本の各地方でも自然に神が宿るという考えは多く見られる傾向ですね。
お正月に観ていた番組でまろさんの疑問をかなり解決する番組がありましたよ♪
「たけしの教科書に載らない日本人の謎」
紹介しているブログを発見!
http://kukkuri.jpn.org/boyakikukkuri2/log/eid935.html
探せばどこかに動画があるかもしれませんがたしか3時間番組だったような・・・。
あつまろさん、私も神様なんか信じていなかったのですが…。
以前は、自分が教祖になってやるくらいの勢いだったのに(笑)
なんかおかしくなってしまいましたが、今回、弱い人の気持ちが理解できたような気がします。それが今日書いた次の記事です。
とよぴ~さん
こ、これはすごい情報! ありがとうございます。
私もこれ見ていて途中で寝ちゃって…。たぶん寝た後の部分が重要だったみたいです