競合と自社の製品等の立ち位置を確かめるとき、
ポジショニングマップってのを作るみたい。
X軸・Y軸の取り方はいろいろだけど、
私の印象では、左下がBad、右上がGood、
ってゾーンの取り方が多いように思える。
企業がこんな図を描いて悩むときは、
うまくいってないとき(売上やシェアの低下など)が多いから、
自社の製品を左下に置き、どうすれば競合が繁栄を謳歌する右上にいけるか?
って話になりやすい。手っ取り早く儲けるためには、それでいいのだろうけど…
最近、サントリーのウイスキーについて、おしゃべりしててね。
1人で食後に飲むウイスキーを、みんなで食事と一緒に飲むハイボール、
って立ち位置に変えようとしてるみたいで、ビールとかぶっない?という疑問。
より良いと思われる立ち位置を目指した結果、特徴がなくなり、消えていく…。
これは、ヤンミ・ムン「ビジネスで一番、大切なこと」でも指摘されていた話。
この話、ビジネスではなく、人の人生に置き換えると分かりやすい。
人は誰しも不完全で、それが原因で思い悩むことも、たびたび。
だからといって、欠点を直そうと努力しても、時間を浪費するだけだったり、
もし欠点を克服できたとしても、なんだか面白みのない人になってしまったり。
短所は長所の裏返し、弱さは強さの裏返し。
だから、短所や弱さに着目し、変に立ち位置を変えてしまうと、
それと同時に、せっかくの長所や強さも失われてしまうものなんだ。
そんなわけで、できること、できないことが極端な私のモットーは、
変わろうと努力するよりも、能力を補い合える人との関係を大事にする
でも、これをもう一度、ビジネスの話に戻そうとすると…、
業務提携? M&A? なんだかハードルが高くなっちゃって、、、分からん。
コメント
補えあえる人はいるのですか?
数人くらいいますよ。
ただ私自身が相手の役に立ててるかどうかが微妙。私、とってもおバカさんですから。
最近、閑古鳥のブログにコメントがやけに増えて変だなぁ?
と首をかしげてましたが、ダンちゃんさんは名前を変えて何度かコメントしてくれてますね。文体同じだから分かりますよ(笑)
自分は少し違って弱点は弱点として認めてしまえば、弱点ではなくなる。あまり克服しようなんて考えない。頑張って克服しようと考えてた時もあったけど、あまりにも無理なのでやめたら弱点ではなくなった。
それと自分という立ち位置は誰もがそれぞれに終始一貫してる。まず重要なのはその変わらない立ち位置でいろんな角度というか、視点で見る事。例えるなら地球儀を日本の中の自分を考えながら眺めるような感覚。そして最終的には見るじゃなくて観える事じゃないかと考える。それと、結果的には確かに補い合って生きてるが、あくまで結果的にであって、たった一人でも生きてやるってくらいの勢いないと本物の補い合う関係は生まれない。
「たった一人でも生きてやるってくらいの勢いないと本物の補い合う関係は生まれない。」
そうですよね。
私も20代の頃はそれくらいの勢いがあったのですが、なんか最近弱くなりました。「変を貫き通す!」とか言ってたのに、もう一度会社に就職したいな、とか考え込んじゃったり、情けないことに…
なるほど。なんというか、まろさんから出てくると弱音っぽいことも、正しく感じます。
ということで、勝手ながら全ての選択を支持してます。結婚なんて異常な行為の親分だと思いながら十数年。最近になって、このよく分からない二律背反的な状態でいいのだ、と感じています。
人の気持ちはコロコロと変わってしまうものなので、何が正しいか?なんて考えるよりも、目の前で起きていることはすべて正しい、って割り切ってしまった方がいいのかもしれませんね。
私はできることなら、あと2,3年の間に「異常な行為の親分」にチャレンジしてみたいです(笑)