決算書の数字をいろいろ追い続けた結果としては、
「海外のライセンスビジネス拡大で、ディズニーみたいになるかも?」
って期待がサンリオの株価が押し上げているのではないかと。
海外売上高に関する決算関連資料から、バラバラとメモ書きをしておくと、
- 海外は日本国内よりもロイヤリティ収入の比率が大きいため、営業利益率も高くなる。(下記の表を参照)
- 2010年3月期の海外売上におけるロイヤリティ比率は65%(詳細…アメリカ:71%、ブラジル:92%、アジア:32%、ヨーロッパ:76%)
- ヨーロッパでのビジネスが堅調。営業利益率も3割超。
- ユーロの為替感応度は、1ユーロの変動で営業利益4,000万円の影響。(2011年3月期2Q・決算説明会資料より)
- 売上・利益の数字を見るかぎり、新興国では中国よりブラジルが有望?
- “中期経営計画Project2015”の目標達成の軸は、海外の売上・利益の拡大。直近の決算からはそれが前倒しで実現しそうな雰囲気も。
おまけで海外の地域別売上・利益を四半期ごとに分解した表を貼り付け。
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