最近、週に2、3回は「タニタ食堂」で昼ご飯。
タニタ食堂には5つのルールがあり、
3番目の「味付けにこだわる」というコンセプト。
「出汁の味や素材そのものの「おいしさ」を感じていただくため、旬のおいしい食材を使い、薄めの味付けにしています。塩分量は1食約3gです。」
ここがすっかりお気に入りなのだ。
世の中には居酒屋やファーストフード店など、
スポーツ選手ではない私には、塩辛すぎてムリ。。。
人生もまた同じ。
中国、明の時代の古典「菜根譚」では、
料理の真の味わいが、さらりとして淡泊なものであるように、
才能があってもひけらかさず、無欲に淡々と生きよ、と説く。
キツイ言い方に変換すれば
濃い味付けをするのは、食材の悪さを隠すためであるように、
愚者ほど自分をひけらかし、名刺の肩書きにこだわるのだろう。
薄味の料理が食べられるのは和食の高級店だけ、
と思い込んでたから、タニタに感心しきりの今日この頃。
そしてタニタ食堂のように、薄味でも認められる人生でありたい。
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