初めての電子出版「日本の月と桜」

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第2版のお知らせ(2015年1月13日)
 
去年、初めて出版した本を追加内容ふくめ手直し。
 
軽微な変更なので、今回は値段はそのまま。
 
購入済みの方が改訂版を自動で取得する機能は、
 
今のところAmazonが未対応。→詳細

【更新情報】

初版(2014年2月7日)

第2版(2015年1月12日)

・全体的なレイアウト、章立てを改訂。

・桜の章。古今和歌集の項に和歌を5首追加。

・月の章。徒然草と禅の月に記述を追加。


これまでブログで紹介してきた古典の話から、

Google経由で人気の「桜」と「月」に絞って編集し直したもの。

分量は15,000字くらい。100円。電子出版の体験談はこちら

日本の月と桜 日本の月と桜

(2014/02/07)

吉田 喜貴

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【読者の声】 ※感想お待ちしております。

「この本を読んでから今愛する人と会ってみたら今自分がどれだけ幸せかということがわかるかも、、、」>>>全文はこちら

「叶わぬ想いがあるからこそ素敵な和歌が読まれ、それが人々の共感を呼び、文化として現代まで残っているのですね。バレンタインの時期にピッタリでした。」

「古典を紹介した本はたくさんありますが、現代に生きる我々がそこから何をどう学ぶか、生き方のヒントになる本だと思います。古典を読み解く中から導き出される作者の言葉がとても心に響きました。」(Amazonレビューより)

【目次情報】

  1. 桜の章
    • 桜の語源
    • 梅が桜に変わる頃に
    • 古今和歌集の桜歌
      • 平安時代の桜鑑賞法
      • 人の心はうつろいやすい
      • 美女を桜に見立てて(第2版で追加)
      • 桜に人生を重ねて
    • 西行「山家集」春の章より桜歌
    • 新古今和歌集の桜歌
  2. 月の章
    • 日本文化における「月」
      • 神話の月
      • 源氏物語と枕草子の月
      • 徒然草の月(第2版で改訂)
      • 禅の月(第2版で改訂)
      • 建物の月
      • 和歌の月
    • 月と桜の美学の完成
      • 西行と和歌
    • 西行「山家集」より月恋歌
      • 月に願いを
      • 叶わぬ恋を月に宿す
      • あなたといると月がきれいですね
    • ムーン・イリュージョン

【主な参考文献等】

桜の章

・武光誠「一冊でわかる神道と日本神話」河出書房新社

・佐藤俊樹「桜が創った日本」岩波新書

・小川和佑「桜の文学史」文春新書

・松岡正剛「日本という方法」NHKブックス

・太宰府天満宮ホームページ

・高田祐彦訳注「古今和歌集」角川ソフィア文庫

・佐田公子「古今集の桜と紅葉」笠間書院

・石田穣治訳注「伊勢物語」角川ソフィア文庫

・池田亀鑑校訂「枕草子」岩波文庫

・馬場あき子「日本の恋の歌」角川学芸出版

・久保田淳・吉野明美校注「西行全歌集」岩波文庫

・後藤重郎校注「山家集」新潮社」

・久保田淳訳注「新古今和歌集」角川ソフィア文庫

・田中仙堂「茶の湯名言集」角川ソフィア文庫

月の章

・松岡正剛「ルナティックス」中公文庫

・竹田恒泰「現代語 古事記」学研パブリッシング

・島内裕子校訂・訳「徒然草」ちくま学芸文庫

・熊倉功夫・竹貫元勝編「夢窓疎石」春秋社

・松本章男「道元の和歌」中公新書

・窪田慈雪「座禅に活かす正法眼蔵」春秋社

・宮元健次「月と日本建築」光文社新書

・ドナルド・キーン「足利義政と銀閣寺」中公文庫

・鈴木日出男、山口慎一、依田泰「原色小倉百人一首」文栄堂

・久保田淳・吉野明美校注「西行全歌集」岩波文庫

・後藤重郎校注「山家集」新潮社

・白洲正子「西行」新潮文庫

・瀬戸内寂聴「白道」講談社文庫

コメント

  1. baboocon より:

    ご無沙汰しています。
    今は個人でも簡単に電子書籍の出版ができちゃうんですねえ。
    今度、読んでみます。

  2. まろ@管理人 より:

    baboocon さんは「今度、読んでみます」じゃなくて「今度、出版してみます」でしょ。横書きだったら、私みたいに「一太郎」買わなくても簡単にできますよ。