ソニーが元気ないね。
プレステ3発売と言ったって、たったの10万台だけだし、ソフトがほとんどない。
先月末の中間決算発表では、3月までに600万台出荷を見込んでいたが…。
また、ノートパソコンのリチウムイオン電池問題の件もあるのに、
VAIOの通期の出荷見通しを変えていなかったりと、先行きも非常に不安。
とまぁ、一般的な論調はこんなとこだろうか。
袋叩きにされている時こそ、良い面も探しておきたいところ。
まず、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの携帯端末事業は絶好調。
日本のメーカーで世界で戦っているのは、ソニーだけじゃないかな。
ITバブル崩壊に伴い、NTTドコモが携帯の国際市場から撤退したら、
一緒に国内に引きこもってしまった、他のメーカーとは雲泥の差だね。
また、ロケーションフリーって製品は、この先フェリカとともに
どんどん私たちの生活に入り込んできそうな気がする。
家電のネットワーク化って話はずいぶん前からされているけど、
具体的な形にできているのはソニーだけじゃないかな。
携帯音楽プレーヤーや液晶テレビのように、
他社の後追いになってしまったものもあるけれど、
さらに一歩先を行く技術・製品で、ソニーらしさは未だ健在と言えるのかも。
1年前私は、ソニーがビジョナリーカンパニーとしての資質を失ったと判断したが、
どうやらこの言葉、撤回する必要がありそうですな。
コメント
お久しぶりです。
自分ソニー好きですよ。バイオのデザインとかマックほどではないにしろ頭一つ抜けてると思うし、松下もビジネス用としては細部の拘りが素晴らしい。
強い分野は強いと思うけれど、液晶事業のように後手後手に回り、過当競争せざる終えない分野は思い切って撤退してPC向けや小型、採算重視に絞り込む時に来ていると思いますね。無理に泥沼の投資競争を続ければ競争力のある分野まで巻き込んで倒れてしまうと思うので存続のために決断すべきと思います。
しかし手持ちのソニーリモコンが1年ほどで利かなくなりましたよ(⌒~⌒;A
あと松下とか無印良品、ユニクロも最近頑張ってよ、コンテンツ関係や最新家電へ憧れが外国人の日本語への興味を引くのに買ってると思うし、工作機械や商社、自動車、ソニーだけというほどでもないと思いますよ。
自分の投資リターンの決め手は「正しくあることだと思ってます」
長期投資家が嫌う売買も間違った銘柄を鬼ホールするよりは別の機会を探すポジティブな行為ですし、売買することもある面ではリスクヘッジになっていると思います。
真に企業価値を生むことができる企業というのは実績のある(存続してきた)企業だけでそれは意外に少ないのかなと最近のネット株の崩壊で時々思います。
それでは(゚Д゚)ノ
まろさんの記事を読むまでは、単純に「ソニーはもう終わりだな」と思っていました。御指摘のとおり、賢明な投資家はこんなときこそ、その企業の価値をチェックする必要がありますね。う~ん、やられた。
とはいえ、私はMac派なので、ソニーは買いません(笑)
真面目な話、過去に買ったことのあるソニー製品はどれも壊れやすかったので、最近はソニー製品はほとんど買いません。うちにあるソニー製品はPS2くらい。
トレンドさんへ
かつてトヨタが自動織機から自動車へ大転換したような大変革が、
ソニーでも起こるかな? テレビ事業を松下に売却したりとか。
それぐらいやってくれると面白いのですが。
「真に企業価値を生むことができる企業というのは実績のある(存続してきた)企業だけ」
たぶんその通りだと思います。
私には新興企業は難しすぎるので、結局トヨタとキヤノンが7,8割を占めますが、
不満の残らない投資成果が上がっています。
空色さんへ
たしかにソニーの製品は壊れやすいかも。
新製品が出るタイミングで計ったように壊れることも(笑)
もしかして私のプレステ2もそろそろ…。
PS3でPS2のソフトが200タイトル程,動作中に不具合がでるそうです。ソニーの言い分では
「多少の不具合でも遊べる」
「社員は寝ずに働いている」 だそうです。
液晶に出遅れたならブラウン管に特化して薄型ブラウン管を出すなり,地デジ内臓のブラウン管TV(これ実は需要多かったんですよ。東芝の製造中止の品はネットで人気です)を出すとかすれば良かったのに。
ソニーの見通しは暗いでしょうね。
ソニーのPS3は価格競争に走った時点で終わっていましたね。
「技術革新による開拓者」というソニーの基本理念に忠実な商品だったのに…。
液晶テレビもガッカリでしたね。
サムスンと手を結ぶくらいなら、もっとブラウン管にこだわって欲しかった。
同感ですね。