ニーチェの「神は死んだ」で資本主義はおかしくなった?

大学時代に哲学の講義を受けた親友から、ニーチェの内容のさわりを聞き、
なるほろ!と自分勝手に納得して、頭の中でつなげたことをまとめてみる。

キーワードはたぶん「神は死んだ」。
いちおうどういう話か、手元の本(貫成人「哲学マップ」)で確かめておくと、

 善悪という価値の起源は、弱者の強者に対する妬みや怨念
 → 価値は世界の外部に根拠を持つものではない → 神は死んだ

これってなんとなく、資本主義の世界観に与えた影響が大きかったのではと。
ニーチェと同時代の社会学者マックス・ヴェーバー
「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」の中で語っているのは、

人間は神に喜ばれるような天職を選ぶべきで、神に喜ばれる度合いは、
 1. 道徳的基準
 2. 生産する財の「全体」に対する重要度
 3. 私経済的「収益性」
によって決められ、
富の追求は天職を遂行するために道徳上許されているだけでなく命令されたもの。
※「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」P309~311よりまとめ

アダム・スミスも道徳心や倫理観を前提とした「見えざる手」を論じているし、
資本主義って仕組みは「神様がどこかで見てるから悪いことをしちゃいけない」
って考え方が人の心にあってこそ、バランスが保たれていたのかもしれない。
そこで「神は死んだ」なんてツッコミを入れられたら…。