学資保険に「ダメだ、こりゃ」と直感したのが、投資を始めたきっかけ/本日のスープ20皿目

リレー連載企画「本日のスープ~株式投資をめぐる三重奏~」。
rennyさんからのご寄稿コラムです。


前々回、まろさんからこんなお題を頂きました。

  • 何がきっかけで投資をはじめたのですか?
  • どんな形で投資信託と出会ったのですか?

m@さんのお答えは

競馬から株式投資へ/本日のスープ19皿目

でご覧になれます。

今回は私のお話です。

投資をはじめたきっかけ。
直接的なきっかけは「自分の子を授かったこと」です。
私自身、大学を卒業するまで自分の学資の全てを両親に負担してもらったのですが、これが結構な金額に達していることは分かっていました。こうしたことから、自分の子にも同等の待遇を提供したい、そう思ったわけです。学資形成をしなければ!というのは私にとって実に自然な流れでした。そんな当時の私に、生命保険会社のセールスのおばちゃんが目敏く「学資保険」を勧めてきました。金融商品に対してウブ?だった私から見ても、その「学資保険」の商品性はイマイチでした。満期時の保険金が満期までの払込総額を上回るか、上回らないか微妙な感じ。これに死亡・高度障害に備えた生命保険がくっ付いているような、そんな商品。私は既にそこそこ高額の死亡保障の生命保険を契約していましたし(数年後、保険金を減らしてネット生保の商品に乗り換えましたが)、なにより20年近く保険料を払うのに、その払った保険料の総額に毛が生えるか(毛がむしられるか)程度の満期保険金しか得られないことに、「ダメだ、こりゃ。買ってはいけない」という直感が働いたのです。

そこで私が考えたのは、20年近い時間があるなら株式に投資して学資が形成できるのではないか、ということ。最初、割安な評価となっている会社を選別して、その株式を長く保有するというスタイルで行くことをマジメに考えたのですが、主に三つの理由で断念しました。

第一に、元手が非常に少なかったこと。投資するだけの原資がほとんど無く、毎月いくらかずつを積み立てるような形で投資できるといいな、と考えていました。少額だと売買委託手数料も重くのしかかりますし、これが買付の度にチャージされるのはえらく非効率だな、と感じたのです。
第二に、元手が非常に少なかったことにも関連するのですが、分散投資をするために複数の銘柄を買付けるのが難しくなります。当時、分散投資の効用は認識していたので、株価の値動きが異なる複数の銘柄を保有しなければ、ということは意識していました。個別企業の株式への投資だと分散投資が困難だよなあ、と感じたのです。
第三に、会社を選別するのは意外にも大変。勤務先での経験で財務諸表を見ることには全く抵抗は無いのですが、財務諸表や四季報を週末等オフの時間に穴が開くくらい眺めるほどの気合が無かったのです。

で、上記の3つの課題?を克服するうってつけの解決策が「投資信託」でした。リーズナブルなコストで(リーズナブルではないものもたっくさんありますが)、幅広く分散されたポートフォリオを、少額で保有することができる、毎月コツコツと積み立てることができる。そこで、自分のニーズに合致する投資信託を選んで、毎月少額ずつ投資するようになったのです。

私がこのような投資スタイルを実践し始めた頃、お世話になったのが
『さわかみファンド』
『トヨタアセット・バンガード海外株式ファンド』
でした。

まろさん、m@さんとも『さわかみファンド』を挙げられていますが、これはなかなか興味深い共通点ですね。

renny


以上のコラムを受けて私が用意した21皿目はこちら