御朱印

日本文化探究の旅

西明寺。鎌倉時代建立の本堂の柱に飛鳥時代の仏画?

建造物の国宝指定第一号となった本堂が残る西明寺。 土曜日のお昼すぎなのに、参拝者が他に誰もおらず、 御住職の解説付きで、ゆっくり国宝を堪能することができた。 京都や奈良であれば、人がワラワラいるような...
日本文化探究の旅

伊勢参り・熊野詣の御朱印をふりかえり

長期旅行の楽しみの一つは御朱印めぐり。いただいてきた御朱印をふりかえって雑感。 伊勢神宮関連の御朱印は簡素。引き算の美学なのか、参拝者が多いからなのか。   COVID-19襲来以降の傾向なのか、書き...
日本文化探究の旅

長命寺。古来より続く琵琶湖の絶景。

長命寺。縁起の良い名称だ。 現在は車で途中まで登ることができるため、参拝は簡単だが、本来は808段の石段を登らなければ本堂にたどり着けない。かつては自分の足で登り切ることができるかどうかで、自らの健康...
日本文化探究の旅

安土城跡を訪れて感じた信長像

安土城跡の散策が予想外に辛かった。もちろん訪問当日が運悪く、気温30度近かったこともあるのだが、以下のような事前の勝手な思い込みがあった。 信長は経済政策重視した人だから、そんなに高い山に拠点を置かな...
日本文化探究の旅

西芳寺。花の寺から苔の寺へ。

苔寺として名高い西芳寺をようやく観賞することができた。事前に往復葉書での拝観申込みが必要でフラッと訪れることができない。しかも拝観料3,000円を支払い、写経をしてから庭園拝観という順序だ。 しかしこ...
日本文化探究の旅

東大寺大仏殿に環境破壊の名残を見る

以前紹介したオーダー家具屋の家具蔵さんでこんな話を聞いた。 国産のナラ材が手に入りにくくなっているので、将来的には北米のオーク材に切り替わっているかもしれない。 この感じ、東大寺大仏殿の再建事情に少し...
日本文化探究の旅

奈良時代の金堂が現存する唐招提寺

奈良の旅で最も印象に残った建築物は唐招提寺の金堂かな。 まず門前にゴチャゴチャとお店もなく静けさが保たれているのがいい。門をくぐって境内に入ると、真正面50mほど先に金堂の姿が見える。 その金堂が徐々...
日本文化探究の旅

悪役に仕立てられた蘇我氏。近年は再評価が進んでいる?

日本最古の大仏は蘇我馬子が創立した飛鳥寺に鎮座している。 通常、文化財は写真撮影禁止だが、ここではなぜかどうぞと勧められた。 目が特徴的な仏像で、なんだかウルトラマンのように見えてくる。 しかし蘇我氏...
百人一首

長谷観音に願いをかけて/百人一首74「初瀬の山おろし」

うかりける 人を初瀬の 山おろし はげしかれとは 祈らぬものを 金葉和歌集の撰者、源俊頼(1055~1129)の一首。 初瀬は現在の奈良県桜井市の地名でもあり、この地の長谷寺に祀られる十一面観世音菩薩...
日本文化探究の旅

国宝目白押しの日本総鎮守、大山祇神社。

瀬戸内海に浮かぶ大三島。ここには日本の山の神の総本社「大山祇神社」がある。 祭神である大山積神は風土記によると、 「伊予の国の風土記に曰はく、乎知の郡。御島。坐す神の御名は大山積の神、またの名は和多志...
日本の神様と昔話

港七福神、隅田川七福神を制覇! 今年の私は無敵?

私は初詣をせず、年末に神社へ足を運ぶ変わり者。 年初に「神様、お願い!」と頼る感じよりも、 年末に「神様、ありがとう!」とお礼に行くのが好き。 そんな私が年初に七福神めぐりを二つも制覇! 5日に港七福...
日本文化探究の旅

伏見稲荷のてっぺん獲った! そして体調の良さに気付く。

伏見稲荷大社に行ってみた。 稲荷駅を降りてすぐの鳥居をくぐると 外国人に人気の日本の観光スポット2014・第1位! と猛アピールする籏がこれでもかとささっていて… 写真を撮って京都市役所に送りつければ...
日記と雑談

鎌倉投信ツアー。投資・美食・日本文化のコラボ!

以前、本日のスープ企画で紹介したこんな話。 「最近は身近に「株式投資をはじめたいから教えて」という人が現れたら「とりあえず鎌倉投信のセミナーに行ってきなさい。」という対応をしている。単なるお金儲けの手...
日本文化探究の旅

鎌倉五山・建長寺をたずねて天下禅林!

鎌倉五山や京都五山。 歴史の教科書や観光ガイドでは見かけるけど、 詳しく知りたくても、今までは本が見当たらなかった。 先ごろ東京大学出版会から発売された本がおもしろい。 東アジアのなかの五山文化 この...
日記と雑談

招き猫の豪徳寺~吉田松陰の松陰神社

涼しいうちに鎌倉に行きたいけど、GWは混んでるから、 都内の江ノ電っぽい電車、東急・世田谷線を使っておさんぽ。 豪徳寺。 「招き猫」発祥の地で、彦根藩・井伊家の菩提寺。 ゆるキャラの先駆け「ひこにゃん...
日本の神様と昔話

山手七福神めぐり

たまに昼ご飯を食べに行くところのそばに、 加藤清正が祀られているお寺(覚林寺)があることに気がつき、 立ち寄って御朱印をお願いしたら、清正公と毘沙門天の二択?! 「山手七福神めぐり」なるものがあること...
日本の美意識

石庭こそが参拝の対象/龍安寺の御朱印

ほとんどの神社仏閣でもらえる御朱印。 もともとは写経を納めた証の受付印だったのだとか。 今では参拝した証にもらえるものになった。 だから社寺名や本尊名が記されるのが一般的だけど、 龍安寺は力強い字で中...
日本の歴史と文化

言霊を貼り付けた文字には呪能がある

古代日本では言葉には霊力が宿ると考えられていた。 万葉集(3254)にはこんな一首が残されている。 敷島の 倭の国は 言霊の 助くる国ぞ 真幸ありこそ 日本は言霊(コトダマ)が助ける国。 私が「ご無事...
日本の神様と昔話

氷川神社と八坂神社の由来

神社にはスタンプラリーがあるらしい。 昨年末に教えてもらって、赤坂氷川神社からスタート。 正式にはスタンプじゃなくて御朱印って名前だよ。 そういえば東京に「氷川神社」って名前の神社が多い… 気になると...