善悪の境界

COVID-19

今は引きこもりが正義。世間の善悪はコロコロ変わる。

地元からほとんど動かない生活がすっかり定着した。年初から何回電車に乗ったか数えてみたら10回。仕事絡みが2回、健康診断と歯医者が1回ずつ、残りは外食。自家用車はなく、1度レンタカーを借りて箱根を旅した...
世界を読み解く方法

夢窓国師の世界を読み解く方法/「夢中問答集」25~29段を中心に

引き続き「夢中問答集」を読み直す中で、夢窓国師が説いた、悟りに至る考え方のようなものが、今の私たちが世界をいかに読み解くか?という方法を探す手助けになるのではないかと感じた。夢窓国師は「仏道」とは逆の...
世界を読み解く方法

中心を持たない国/河合隼雄「中空構造日本の深層」

日本の歴史文化の特徴として「中心がない」ことが指摘されることが多い。心理学者、河合隼雄もまた「古事記」を読み込むことで、同様の考えに辿り着いたことが「中空構造日本の深層」に記されていた。「わが国が常に...
世界を読み解く方法

人は善悪の境界を引くと暴力的になる。

私たちが直面する様々な社会的課題を投資家が解決できるのでは?そんな問題意識を持って、私の元に取材にやってくる方達がいるが、ご期待にそえるような話ができたことがない。もちろんマイクロ投資のような小さな事...
世界を読み解く方法

未来のことは分からない。その善悪であればなおさらだ。

明らかに人選ミスと思われる有識者ヒアリングを受けた。2050年のあるべき社会・経済の姿を語って欲しいと…。ブログの過去記事を追ってもらえれば分かるとおり、金融危機や3.11を経験したことで、未来が現在...
日本の歴史と文化

明治維新で善悪二元論へ傾倒/司馬遼太郎「この国のかたち」

「間」を大切にする心が日本の美意識には見え隠れし、白黒はっきりさせずに物事を進められる強さにもつながる。でも最近の日本は極端な「善悪二元論」に囚われていないか?一体いつからこんな思想になったのかと疑問...
お薦めの本

心の善悪は縁しだい/正法眼蔵随聞記

曹洞宗の開祖、道元の弟子が師の教えを書きとめた名著。道元自身が遺した「正法眼蔵」より読みやすいのが特徴。「はづべくんば明眼の人をはづべし。」(1-1)つまらぬ人の目を気にする必要はない。賢者の目(=明...
日本の歴史と文化

悪左布、悪源太、悪七兵衛…「悪」とは何か?

善悪二元論で世界を読み解くことなんてできない。そもそも善悪の境界はあいまいで、正義の定義もままならない。「善=神」「悪=悪魔」から離れられないのも原因だろうか。日本では平安末期に「悪」と呼ばれた人物が...
東日本大震災

知性の限界/善が転じて猛威をふるう社会

私が子供の頃のアニメといえばキン肉マン。王位争奪編の続編の連載がはじまっててビックリ!悪魔超人編以降は勧善懲悪がハッキリしていたのを思い出す。最近のアニメがどうなっているのかは分からない。しかし善悪の...
金融危機2007~?

金融システムの善悪

昨日は金融や投資について、個人講座みたいなのをやってみた。一番喜んでもらえたのは、「金融システムの善悪」について話した部分かな。たとえば、サブプライムローン。もはや良いイメージを持っている人なんかいな...
日本の美意識

善悪二元論のつまらなさ

食生活の変化も影響してるのかな、日本が変になっちゃってるとこ。テレビや新聞のニュース(特に政治)が、なんでも善悪の枠にあてはめすぎ。世の中はすごく複雑で、善悪二元論なんかで語れないのに。。。なんでも白...